斎藤工監督、高橋一生主演『blank13』がロングランヒットで興収1億円突破

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『blank13』
(C) 2017「blank13」製作委員会
『blank13』
(C) 2017「blank13」製作委員会

斎藤工が「齊藤工」名義でメガホンをとった長編監督デビュー作『blank13』。高橋一生が主演し、今年2月3日より公開となったこの映画が、5月末時点で興行収入1億円、観客動員7.9万人を突破するロングランヒットとなっていることがわかった。

[動画]『blank13』予告編

本作は、シネマート新宿1館で先行公開となるや、連日満席で立ち見が出る盛況ぶり。満を持して2月24日から全国35館で拡大公開(シネマート新宿含め36館)。公開後も齊藤監督や出演者がチケットのもぎりや上映後の観客のお見送りに訪れ、都内のみならず仙台、広島、大分、熊本などでも舞台挨拶も実施するなど精力的にプロモーションが行われた。

そうした効果もあってか、口コミで評判が広まり、現時点で46都道府県、累計115館で上映が決定。公開から22週目となる7月6日まで途切れることなく上映が続く異例のロングランとなっており、単館公開映画としては大ヒットの目安となる興収1億円の大台を、ついに突破した。

本作は、放送作家のはしもとこうじの実話をもとに、13年前に突然失踪した父が余命3ヵ月で見つかったことからはじまる、ある家族の物語。高橋が主人公コウジ役を演じ、その彼女役に松岡茉優。失踪した父親役にリリー・フランキー。母親役を神野三鈴がつとめるほか、斎藤自身も主人公の兄役で出演している。