殺人ビデオに映っていたものとは…少女の痛々しい姿が事件の凄惨さを物語る『トンソン荘事件の記録』WEB限定ポスタービジュアル
『呪詛』『女神の継承』に続く衝撃。事件の真相を考察せよ──
韓国検察庁の地下室に保管されていた記録映画。門外不出の禁断映像が、ついに公開される──。映画『トンソン荘事件の記録』より、WEB限定ポスタービジュアル4種類を紹介する。
・“絶対に映ってはいけないもの”が映された殺人ビデオ、これはフィクション?それとも…『トンソン荘事件の記録』予告映像
本作は、取材班が殺人事件の一部始終を収めたビデオに映った“あるもの”を追い、調査する過程をフェイクドキュメンタリーで描く。そのリアルな恐怖と予測不能な展開が話題を呼び、韓国での劇場公開時には、ハリウッド作品が並ぶ中で初登場5位にランクイン。スマッシュヒットを記録した。
2019年、寺に放置された車から映像素材が見つかる。それは、1992年に起きた殺人事件を追った記録映像だった。映像は検察が押収したが、制作会社が訴訟を起こし取り戻す。この映画は、その映像を編集し完成させたものである。
1992年、釜山の旅館「トンソン荘」で殺人事件が起きた。旅館アルバイトの男が、隠しカメラで部屋の様子を撮影しながら、連れ込んだ恋人を殺害したのだ。逮捕された男は心神耗弱による無罪を主張したが、判決は無期懲役。そして、仮釈放の1年前に自ら命を絶った。殺害の一部始終を収めたビデオは、その残虐性から当局によって封印された。
ビデオに関して検事の間で話題になったのは、殺害の様子ではなく、部屋の鏡に映っていたものだった。それは男でも恋人でもなく、そこにいるはずのない何か。取材班は、その真相を突き止めるべく調査を開始し、その過程を記録映画として撮影するが──。
フィクションなのか、それとも事実なのか。虚実が入り交じったフェイクドキュメンタリー手法とホラージャンルは相性が良く、見る者を魅了し恐怖に陥れて来た。また、近年のアジア・ホラー映画の躍進では、「台湾史上最も恐い映画」と言われた『呪詛』(22年)や、韓国・タイ合作『女神の継承』(21年)等、フェイクドキュメンタリーが原動力となっている。
今回紹介するのは、WEB限定のポスタービジュアル4種類。トンソン荘で殺された少女の痛々しい姿が事件の凄惨さを物語る目を覆いたくなるビジュアル。何かが映り込んでいるようにも見える鏡が目につき、血の付いた布が散乱するなどジメっとした気味の悪いの雰囲気事件現場の部屋を捉えたもの。トンソン荘事件のビデオを保管していた検察庁の淀んだ空気が充満し、天井が異常に黒ずんだ部屋のビジュアル。事件を追う中で気がおかしくなってしまった女性記者の部屋を捉えたビジュアルもまた、壁が不気味に黒ずんでいるのがわかる。
『トンソン荘事件の記録』は10月27日より全国公開。
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