『君となら恋をしてみても』いよいよ最終話へ!
日向亘と大倉空人がW主演を務める、MBSドラマ特区にて放送中の『君となら恋をしてみても』が最終話を迎える。原作は総合エンタメアプリ「マンガPark」で連載中の通称「なら恋」で知られる、窪田マルが手掛ける同名人気コミック。
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主人公は過去のトラウマから、自分に本気の恋なんて出来ないと諦めている海堂天。祖母と暮らすために江の島へ引っ越してきた天は、猫の”たる助”をきっかけに江の島で実家の食堂を手伝う世話焼きの高校生・山菅龍司に出会う。転校先の高校でも天は龍司と同じクラスの同級生となり、顔が好みな龍司のことが気になってゆく。
ドラマ版では龍司を『仮面ライダーリバイス』で五十嵐大二/仮面ライダーライブを演じた日向が演じ、天をダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」の大倉が演じている。
トラウマを抱えた高校生は優しい同級生と過ごすうちに…
天は過去にトラウマがあるためにちょっと乱れた生活を送っていたけれど、龍司と出会って一緒に過ごしていくうちに少しずつ変わっていく。天に変化をもたらせるのもわかるぐらい、龍司はまっすぐでピュアでいいヤツだ。女子が黒板ふきで手が届きにくくしていたらさりげなく手伝ったり、板書がノートに書き写せていないクラスメイトがいたら先生に声かけたり。押し付けがましくない心配りが見ていて気持ちよく、天じゃなくてもこれは惚れちゃうでしょって思ってしまう。
天は乱れた生活を送っていたのに、龍司のことを好きになってしまうとちょっと手が触れ合うだけでドキドキ。それが見てるほうにも伝わってきて、こっちまでドキドキしてしまう。天が自分の気持に正面から向き合い、龍司にもしっかりと伝えて、龍司がまた天の気持ちにきっちりと応えていこうとする姿は感動すら覚える。
江の島の風景が恋の純粋さを引き立てる
そして、海を見下ろす美しい江の島の景色が、このドラマの感動を盛り上げるのに一役買っている。行ったことがある人は、ここもあそこもと知っている景色が出てきて親しみが湧き、行ったことない人は聖地巡礼も楽しそうだ。映像美にも高校生同士のピュアな恋にも心洗われる本ドラマ。どんなラストを見せてくれるのか、きっとさわやかな余韻を残してくれるだろうと期待している。(文:牧島史佳/BLライター)
『君となら恋をしてみても』は、MBSドラマ特区枠にて放送中(毎週木曜24:59~)、テレビ神奈川などでも放送中。MBSにて放送後、TVer/MBS動画イズムにて配信。
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