藤原竜也主演×羽住英一郎監督で、映像化不可能と言われたスパイアクション・エンターテイメント小説「太陽は動かない」の映画&連続ドラマ化が決定した。
原作は、『怒り』『悪人』など幾つもの作品が映画化されてきた吉田修一の小説で、通称“鷹野一彦”シリーズ3部作の「太陽は動かない」「森は知っている」「ウォーターゲーム」。今回、映画で描かれるのは「太陽は動かない」「森は知っている」の2編、そして連続ドラマは原作者監修のもと構築するオリジナルストーリーとなる。
メガホンをとるのは『海猿』シリーズをメガヒットシリーズに仕立て上げ、最近では『OVER DRIVE』を手がけた羽住監督。主演を『デスノート』シリーズや『22年目の告白』の藤原がつとめる。2人は初タッグ。また今回は、羽住監督×藤原主演による映画のみならず、連続ドラマを同時製作! 圧倒的スケールでの海外ロケも実施予定という。
物語は、世界を股にかけながら国政や企業の裏で暗躍し、そこで得た重要機密事項や情報から対価を得ることを生業としている産業スパイ組織「AN通信」。諜報員・鷹野一彦(藤原竜也)と相棒の田岡亮一は、世界各国が奪い合う革新的な太陽光エネルギー開発技術に関する情報争奪戦の中にいた。そこには日本政財界を揺るがす巨大な陰謀が隠されており、鷹野らは商売敵の韓国人スパイ・デビッドキムや謎の女・AYAKO、そして各国の権力者らと対峙していく。
初タッグとなる羽住監督の印象については「伊藤(英明)君の『海猿』は、自分にとっても衝撃的な作品でした。『MOZU』もそうでしたが、スケールの大きなアクション作品を、繊細にカッコ良く撮られる監督という印象があります。今作では自分が出る側として、もちろんプレッシャーもありますが、監督の思い描く“鷹野”を、しっかり表現できるように努めたいと思います」と述べている。
『太陽は動かない』に2020年に劇場公開&WOWOWにてドラマ放映となる。
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