惹かれ合う気持ちを繊細に描く『君には届かない。』
幼なじみ同士の恋を描いた“ぴゅあキュン”ボーイズラブストーリー『君には届かない。』が最終話を迎える。同ドラマは累計発行部数75万部を突破した、みかによる同名コミックが原作。
よく女の子から呼び出されて告白されるが、いつも断ってばかりいる容姿端麗で成績優秀のヤマト。成績はイマイチで平凡だけど穏やかで明るく、周りにはいつも誰かがいるカケル。そんな正反対に見える、幼なじみで親友同士の2人が惹かれ合うも伝えられないもどかしさを繊細なタッチで描いている。
・Hi-Fi Un!cornの書き下ろし楽曲、BLドラマ『君には届かない。』の主題歌に決定! 福嶌崇人は主人公のクラスメイト役で出演も
ドラマは、『仮面ライダーリバイス』でドラマ初主演を務めた劇団EXILEのメンバー、前田拳太郎と、2022年8月にダンスボーカルユニット、超特急に新メンバーとして加入した柏木悠がW主演。ヤマト役を前田が、カケル役を柏木がそれぞれ演じている。他に、クラスメイト役で田中偉登、松本怜生、百瀬拓実、福嶌崇人(Hi-Fi Un!corn)、ヤマトの妹・ミコト役で紺野彩夏、ヤマトとカケルの担任で数学教諭・村セン役で板倉俊之(インパルス)が共演してドラマを彩っている。
ドラマシリーズは回を重ねるごとにファンを増やし、注目度もアップ。毎回、胸が苦しくなる切なさと、「かわいい!」と叫びだしたくなるほどの萌えを供給してくれる。まずもって“幼なじみ同士”は王道の人気設定だし、イケメンでモテる方が実はベタ惚れしてて、惚れられてる方は平凡で鈍いというのもみんな大好きなやつだ。
前田の視線に感じる執着愛、柏木の天然魔性な演技が魅力
扮する前田と柏木は詰め襟の学生服も違和感なく高校生に見えるし、2人とも役にハマってる。前田はBLファンには『劇場版 美しい彼~eternal~』の桐谷恵介役で知られ、桐谷はちょっと生意気なアイドルという印象だったが、ヤマトはイケメンだけどコミュ障な雰囲気が出ていてとてもいい(褒めてる)。鬱陶しい黒い前髪の下から覗く大きな瞳でカケルをロックオンしてじっと見つめる視線に執着愛が感じられて、コレよコレ!と思ってしまう。
柏木は演技経験が少ないが、親友だと思っていたヤマトの思いを知って揺れ動くカケルの心情をこまやかな表情と演技で見ごとに体現。かなりの演技達者ぶりには驚かされるほどだ。また、カケルが当然のように食べ物を半分こしたり、すぐにむくれたり、パッと明るく喜んだり、ヤマトでなくてもハートを射抜かれるかわいらしさも披露。「あざとい天然魔性め!」と怒りたくなるぐらい魅力的だ。
さらにこの2人の身長差にも萌えるファンが続出。高身長のヤマトと彼を見上げるカケルという、原作からそのまま抜け出したかのような夢の構図を生み出してくれている。彼らが見つめ合うだけで胸がキュンとなり、キスシーンではもうもう、キュンキュンが止まらなくなる。
好きを抑えきれないヤマト、ピュアなカケル、2人の恋はどうなる?
もちろん萌えシーンだけでなく、恋愛の切なさと葛藤にも胸がギュッと苦しくなる。カケルのことが大切で大切で、このままの関係でいたいけど好きな気持が抑えられないヤマト。そんなヤマトの気持ちに真摯に向き合いつつも恋愛経験少なすぎて、どうしていいかわからないピュアピュアなカケル。2人はどんな関係を選ぶのか、そして、2人がどんな萌えキュンシーンを見せれてくれるのか、最終回に注目だ。(文:牧島史佳/BLライター)
ドラマストリーム『君には届かない。』は、毎週火曜深夜24:58~25:28(※放送日によって放送時間が異なる)、毎週火曜先行配信
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