大泉洋主演、高畑充希と三浦春馬共演で映画化されることが発表されている『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の追加キャストが「バナナの日」である本日8月7日に発表となった。
・性格ぴったり!? 大泉洋が超ひねくれ者キャラでハリウッド映画の吹替初挑戦!
本作は、幼少期から難病である筋ジストロフィーを患い、人に助けられながらでないと生きていけない体となった実在の人物・鹿野靖明(しかの・やすあき/1959年12月26日生まれ。2002年8月12日逝去)さんと、彼を支えながら共に生きたボランティアたちとの日常を描いた渾身のノンフィクション「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(渡辺一史 著/文春文庫刊)の実写化作品。
大泉が、時には度を超えるワガママぶりを見せながらも、自らの夢や欲に素直に生き、みんなに愛され続けた鹿野さんを演じ、鹿野さんのボランティアとして参加し、心を通わせていく女子大生・安堂美咲役を高畑が、その美咲の彼氏で、医学生の田中久役を三浦が演じる、笑いと涙の感動作だ。『ブタがいた教室』『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』など、「命」をテーマに描くことをライフワークとする前田哲監督がメガホンをとる。
今回新たに発表となったのは、萩原聖人、渡辺真起子、宇野祥平、竜雷太、綾戸智恵、原田美枝子、韓英恵の7名。
萩原が演じるのはボランティアの1人で、鹿野と同い年で付き合いが長く、彼を支え続ける頼れる兄貴的存在の高村大助役。渡辺が、気さくな性格で、鹿野からも若いボランティアからもお母さんのように慕われる前木貴子役。宇野が、抜けた性格で鹿野に注意されることも多いが、後輩ボランティアたちの指導は細かい塚田心平役に扮する。
また、自立生活を送る鹿野を見守る両親役として、竜が、へそ曲がりだが懸命に生きる息子を、厳しくも優しく支える父親の鹿野清役。綾戸が、息子から嫌われていると思っているが、愛情を絶やさず笑顔で接する母親の鹿野光枝役を演じる。
本作出演に萩原は「前田監督とは久しぶりの再会でした。我々ボラチームは映画におけるスタッフのような感覚で参加しました。監督、鹿野さんをしっかりサポートできたらと思います」とコメント。渡辺は「物語を通して、『生き方』に改めて向き合うことになりました。はじめてご一緒させて頂くみなさまと、力を合わせることができたと感じる瞬間が、見てくださる方に伝わりますように願っています」と述べている。
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は今冬全国公開となる。
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