映画『走れ!T校バスケット部』初のイベントとなるキックオフミーティングが8月8日に六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の志尊淳をはじめ、先日婚約したばかりの早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大が出席した。
・志尊淳、早見あかりら『走れ!T校バスケット部』キックオフミーティング、その他の写真
本作は、シリーズ累計120万部を超える松崎洋のベストセラー小説を、映画『一礼して、キス』の古澤健監督が映画化。連戦連敗の弱小バスケットボール部の選手たちの成長と奇跡を痛快に描いた青春エンターテインメント作品。志尊はいじめによってバスケ名門校を退学した田所陽一を、早見は男勝りな「T校バスケ部」のマネージャー佐藤浩子を演じる。
この日は台風13号が近づき、あいにくの荒天に見舞われたが、会場には多くのファンが詰め掛ける。そんななか登場した志尊は「雨に負けないよう少しでも楽しんでいただけたら」と挨拶すると、「クランクインの3ヵ月前から、元バスケットボール日本代表の半田(圭史)さんから、ゴリゴリの特訓を受けました。本格的なバスケシーンが見られます」と胸を張る。
一方の早見は、志尊らバスケ部員たちのハードな特訓を「合宿みたいだったよね」と振り返ると、イベント後半に行なわれた現役Bリーグの選手である原修太、藤井祐眞、U-15の廣岡大翔、近藤亮太郎らとの勝負となったフリースロー対決に「勝ちに行こうよ! 私が足を引っ張るかもしれないけれど、気持ちが大事だよ」とマネージャー役らしくメンバーを鼓舞するシーンもみられた。
作品をすでに見たという原は「弱小高校が(高校バスケの全国大会である)ウインターカップを目指すところは、自分の青春時代と重なるところがありました」と感想を述べると「バスケシーンも見応え十分でした」とプロの目から見ても迫力があったことを明かす。藤井も「ウインターカップに出場する難しさは知っているので、とても共感できる部分が多かった」と笑顔で語っていた。
『走れ!T校バスケット部』は11月3日より全国公開となる。
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