柄本佑主演、ポルトガルとの3本目の合作映画の公開日決定、追加キャスト&ビジュアル解禁

#柄本佑

『ポルトの恋人たち〜時の記憶』ポスタービジュアル
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会
『ポルトの恋人たち〜時の記憶』ポスタービジュアル
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会
『ポルトの恋人たち〜時の記憶』ポスタービジュアル
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会
『ポルトの恋人たち〜時の記憶』
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会
『ポルトの恋人たち〜時の記憶』
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会
『ポルトの恋人たち〜時の記憶』
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会
『ポルトの恋人たち〜時の記憶』
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会
『ポルトの恋人たち〜時の記憶』
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会
『ポルトの恋人たち〜時の記憶』
(C) 2017『ポルトの恋人たち』製作委員会

柄本佑主演、舩橋淳監督作『LOVERS ON BORDERS(原題)』が、『ポルトの恋人たち〜時の記憶』という邦題で11月10日よりシネマート新宿ほかにて公開されることが決定。ポルトガルとの合作映画としては歴代3本目、日本人監督としては初となるこの映画のポスタービジュアルと場面写真、新キャストが解禁となった。

『ポルトの恋人たち〜時の記憶』、その他の場面写真

本作は18世紀のポルトガルと21世紀の日本を舞台に、3人の俳優がそれそれ1人2役に挑んだ時代を超えた愛と復讐のラブミステリー。

日本、ポルトガル、アメリカの3ヵ国合作映画で、オダギリジョー主演の日米合作映画『BIG RIVER』(06年)やドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(12年、14年)2部作を手掛けた舩橋監督の集大成的な作品となる。

撮影は、2016年11月から12月までポルトガルの世界遺産ギマランイスをはじめ、ポルト、プラガ、ペニシェ、静岡県浜松市で行われた。

日本とポルトガルの合作映画としては、パウロ・ローシャ監督の『恋の浮島』(83年)、ジョアン・マリオ・グリーリョ監督の『アジアの瞳』(97年)に続く3作目。日本人監督作品としては初となる。

柄本が主演し、今回新たにヒロインを『熱波』(12年)のアナ・モレイラが演じることと、中野裕太が出演していることが発表となった。

柄本は18世紀のポルトガルパートではほとんどセリフもない日本人奴隷役、21世紀の静岡・浜松パートではブラジル系移民の労働者のクビを平然と切るエリート会社員の2役を演じ分け、浜松パートでは、英語セリフにも初挑戦。アナ・モレイラと時代も国境も超え恋に身を焦がす役どころを演じる。

本作主演に柄本は「1部と2部で同じことが繰り返され、過去に植えた椿の種が巨木となって、恋人たち2人を助けてくれる。1人2役をやっているというよりは、時代も場所も違うので、2本の映画を同時に撮っているという感じでした」とコメント。

また、 約1ヵ月半でポルトガル語を習得。日本人奴隷の仲間と夢を抱いて、浜松にやってきたブラジル移民役で新境地に挑戦している中野は「プロットを読んだ時から、佑君の役ではなく、自分の役をやりたい、と思っていました。ポルトガル編の四郎役は狂言回し的で、佑君との友情の中で2人の恋愛の応援側に回る。現代編では、幸四郎が主役かと思いきや、また狂言回しに戻って、幽霊になる。表現に幅があり、ある程度委ねられている部分があって、やりがいのある役だなと思いました」と述べている。