【興収レポート】11月公開作の1位は『ゴジラ-1.0』。11月3日より全国のシネコンの他、IMAX、MX4D、4DX、4DX SCREENX、ScreenX、ドルビーシネマでも上映。公開3日間で興収10億円を超え、『シン・ゴジラ』を上回るスタートダッシュを見せた。その後は興収の伸びが鈍り、11月26日時点(公開後24日間)で興収34.6億円をあげている(『シン・ゴジラ』対比で77%)。
神木隆之介や浜辺美波、山崎貴監督らがPRに奔走
10月23日に開幕した東京国際映画祭では出演の神木隆之介や浜辺美波、山崎貴監督らが東京ミッドタウン日比谷ステップ広場に設けられたレッドカーペットを歩いた。11月1日のクロージング上映、3日の公開初日にも神木や浜辺、山崎監督らは舞台挨拶に登壇した。出演者はテレビ番組で積極的にPR。神木がTBS『日曜日の初耳学』、日本テレビ「沸騰ワード10」、テレビ朝日『徹子の部屋』などの番組に出演したり、TBS『櫻井・有吉THE夜会』にはゲストとして神木と浜辺が出演、VTRで山田裕貴と青木崇高が出演した。
2位は『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』。人気キャラクターを劇場アニメ化した3作目。本上まなみが前2作に続いてナレーションを担当した。
『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』は前作を上回る好ダッシュ
3位は『マーベルズ』。キャプテン・マーベルを主人公にした2作目で、アベンジャーズオタクの高校生ヒーローのミズ・マーベルと、宇宙ステーション「S.A.B.E.R.」に所属する敏腕エージェントのモニカ・ランボーとチームを結成して強大な敵に立ち向かう。公開後17日間であげた興収は7億円。前作が15.2億円だったので半分以下。前作は1ヵ月後に『アベンジャーズ/エンドゲーム』(61.3億円)が控えていたこともあり、注目度が高かった。本作には公開前の盛り上がりが足りなかったようだ。
なお、11月23日(木・祝)からは『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』が公開された。埼玉県の自虐ネタを詰め込んだギャグ漫画の実写映画化2作目。本作では関西を舞台に、地域格差をギャグにした物語が展開する。26日までの4日間で興収6.3億円をあげ、前作の同期間興収対比で160.9%の好ダッシュを見せている。ちなみに、ご当地埼玉県の全国の興収シェアは20.5%にのぼっている。製作元のフジテレビでは前作を11月18日の土曜プレミアムで放送したり、出演者のGACKTや二階堂ふみらが『ボクらの時代』『千鳥のクセスゴ!』『まつもtoなかい』『めざましテレビ』などの番組に出演してPRに務めた。
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[2023年11月公開作ランキング]
1位『ゴジラ-1.0』34.6億円
2位『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』7.1億円
3位『マーベルズ』7億円
(ムビコレ調べ。11月26日時点)
2位『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』7.1億円
3位『マーベルズ』7億円
(ムビコレ調べ。11月26日時点)
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