「桐島、部活やめるってよ」「何者」の直木賞作家・朝井リョウの傑作青春小説「チア男子!!」が、横浜流星&中尾暢樹のW主演で映画化されることがわかった。
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原作の「チア男子!!」は朝井リョウが大学在学中に、これまで女子がやるものとされてきたチアリーディングを男子がやる男子チアチーム「SHOCKERS」をモデルに執筆した作品。今までもマンガ化、テレビアニメ化、舞台化など様々な分野で話題を集めてきたが、今回、満を持して実写映画化される。
物語は、道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた大学1年の晴希がケガをきっかけに柔道をやめ、親友の一馬とともに男子チアチームの結成をめざす青春物語。主演の横浜は、2018年も『虹色デイズ』『兄友』で主演をつとめ、12月7日には『青の帰り道』、2019年1月25日にはGReeeeNの楽曲を題材にした『愛唄-約束のナクヒト-』(主演)、3月21日には『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の公開が控える注目俳優。本作では、柔道一家の中でどうしても姉に届かない自分の柔道の才能に苦悩し、男子チアの世界へ飛び込む坂東晴希を演じる。
W主演の中尾暢樹は、2017年人気少女コミックの映画化『一礼して、キス』で主演をつとめ、先輩に恋する後輩・三神役のセクシーな演技で女性たちをキュンキュンさせた。今後は9月よりMBSにて放送のドラマ『文学処女』、10月より関西テレビにて放送のドラマ『今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?』の出演を控えている。中尾は、横浜演じる晴希の幼なじみ・橋本一馬役で、男子チアチーム「BREAKERS」の発起人。晴希を巻き込み、大学チアリーディング界初の男子チアチームを結成し、大舞台に挑戦する。横浜も中尾も同じ1996年生まれ。最強タッグで青春の眩いほどの輝きをスクリーンに放つ!
監督は、13年の大学在学中に制作した『Halcyon days』が山形ムービーフェスティバルで注目を浴び、同年監督した『それからの子供』もぴあフィルムフェスティバルで話題をさらった新星・風間太樹。17年公開の映画『帝一の國』や『恋は雨上がりのように』のスピンオフドラマや『屋上のおばけ』(HKT48×48人の映画監督たち)などを手がける弱冠27歳の若き才能だ。
また、もう1人の主演・中尾は「原作を読んだ時、みんなでがむしゃらになって1つの物を作り上げていくことの尊さ。努力すること、諦めないことの大切さ。とともに青春の色んな情景が浮かび上がってとても楽しみになりました。チアを自分がやると知った時は驚きました。最初はバク転も側転もできない状態からスタートし、数ヵ月間、歳の近い仲間たちと部活の様に練習しながらだんだんと形になってきています。練習はまさに映画のワンシーンのように仲間たちと熱い夏の青春を過ごしているので、それをこれからの撮影で出していけたら絶対に素敵な作品になると思っています。挑戦する勇気、がむしゃらに努力することの大切さ、チアの楽しさを感じて欲しいです。僕たちの熱い青春映画、楽しみにしていてください!」と述べている。
『チア男子!!』は3ヵ月以上の徹底的な練習を乗り越え9月からクランクイン、2019年初夏公開予定となっている。
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