「次回作を作るため、というだけでは次回作をやるつもりはありません」
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のトム・ホランドが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)においてピーター・パーカーを再び演じる将来について語った。
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2017年の『スパイダーマン:ホームカミング』からスタートし、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19年)、『〜ノー・ウェイ・ホーム』(21年)と続いたシリーズは3部作として完結したが、今年2月に4作目が準備中であることが発表された。
アメリカの映画サイト「Collider」によると、ホランドは放送映画批評家協会(クリティックス・チョイス・アソシエーション/CAA)の記者会見に出席した際、「僕に言えるのは、僕のキャラクターの4作目の可能性について、みんなで積極的に会話をしてきたということです。このキャラクターを正当に評価する方法を見つけられるかどうかは、また別の話です」と語った。
「僕はスパイダーマンをとても大切に思っています。映画を作るたびに良くなり、成功するシリーズに携わることができたのはとてもとても幸運だったと思う。本当に稀なことだと思うし、そのレガシーを守りたいと思います」と、作品と演じたキャラクターへの思い入れを語ったホランドは、4作目についてこう続けた。
「次回作を作るため、というだけでは次回作をやるつもりはありません」として、「キャラクターにとって価値のあるものでなければなりません」とクオリティ重視の姿勢を表明した。
「と言っても、もしそれが実現した場合、またスーツを着ないなんて馬鹿げてる。スパイダーマンというキャラクターには恩があります。このキャラクターが大好きだし、一緒に仕事をする仲間も大好きです。だから、別のストーリーを語りたい。でもそれは、相応しいストーリーを見つけられた場合だけのことです」と締めくくった。
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