黒木華「なで肩なら誰にも負けない」と自負するも、ライバル現れ苦笑い

#黒木華 2018.09.18

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黒木華主演の『ビブリア古書堂の事件手帖』完成披露舞台挨拶が9月17日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、黒木をはじめ、野村周平、成田凌、夏帆、東出昌大、そして三島有希子監督が登壇。ミステリーがテーマとなる本作にちなみ、登壇者が謎解きゲームに挑戦した。

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本作は、鎌倉の片隅に佇むビブリア古書堂の店主である篠川栞子（黒木華）が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく三上延の同名小説が原作。栞子に魅せられて店を手伝うことになる五浦大輔役に野村、漫画ネット販売を行う同業者で、栞子に関わっていくことになる稲垣役を成田、若き日の大輔の祖母・絹子役に夏帆、絹子に惹かれる田中嘉雄役を東出が演じている。

現実と過去が交錯しながらストーリーが展開される本作。完成作を見た感想を求められた黒木は「過去パートは素敵すぎて、純文学の小説を読んでいるような気分になりました」と絶賛。撮影時について聞かれると「栞子さんのクセなどを監督に相談しながら決めていったことを覚えています」と答えていた。

そのほかのキャスト陣にも同じ質問がされると、野村は「過去パートは素敵すぎました。こっちがメインの話じゃないかと思ったほどです。それに夏帆さんと東出さんが昭和の似合う2人で、これ褒めているのかわからないですが（笑）」と語り、成田は「劇中で音がなくなるシーンがあるのですが、そこを見るだけでも、もう1800円払う価値があると思います」と会場に来た観客たちに魅力を語っていた。

ここで突然、ほかのキャストから成田にハンカチが手渡される。司会者がどうかしたのか？と質問すると、「汗です。大量の汗が出ました。こんなに大勢の人の前に出るのは久しぶりなもので」と汗を必死に拭いながら理由を明かした。隣にいた野村も「顔をふと見たら顔いっぱいに汗がたまってるんですよ」と笑いながら壇上の異変を語った。

そして、司会者から『これは誰にも負けない』と思うものは？という質問が。黒木は「なで肩です。これだったら誰にも負けません」と答えたが、野村や夏帆も「僕（私）も、なで肩に自信があります」とまさかの立候補。これには黒木も「これじゃあ、勝てませんね」と苦笑いしていた。東出は「人混みの中で歩くスピードなら自信があります。せっかちなんですかね」とコメント。成田に関してはもちろん「汗の量ならここにいる誰にも負けません」と、ハンカチを手に回答。これには会場から大きな笑いが起こっていた。

『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日より全国公開となる。