娼婦同然の生活からルイ15世の愛人に? 歴史上最もスキャンダラスな愛の物語『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』公開決定
#ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人#ジョニー・デップ#パスカル・グレゴリー#バンジャマン・ラヴェルネ#ピエール・リシャール#マイウェン#メルヴィル・プポー#映画
本国フランスで大ヒットを記録したジョニー・デップ出演最新作
本年度カンヌ国際映画祭オープニング作品にして本国フランスで大ヒットを記録したジョニー・デップ出演最新作『Jeanne du Barry(原題)』が、『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』の邦題で公開されることが決定した。本作より場面写真を紹介する。
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本作は、18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台に、娼婦同然の生活からルイ15世の最後の公妾(愛人)になったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの波乱に満ちた生涯を描いた歴史エンタテイメント作。シャネルから本作のためにデザインした衣装の提供を受け、ヴェルサイユ宮殿にて大規模撮影を敢行し、贅を尽くしたフランス宮廷を見事に再現している。
デップが自身初の全編フランス語で挑んだのは、フランス国王史上一の美男子にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世。何かと世間を賑わすデップが、正真正銘の歴史的スキャンダルを起こしたフランス国王を演じた。本国では、今年の5月に公開されてフランス映画初登場No1ヒット、4週連続トップ10入りを果たし、75万人を動員、興行成績約10億円の大ヒットを記録した(5月17日-7月11日Box Office Mojo調べ)。ワールドプレミアとなったカンヌ国際映画祭での上映後には、7分間のスタンディングオーベーションが巻き起こり、デップが涙したことも話題になった。
貧しいお針子の私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌ(マイウェン)は、類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌは、時の国王ルイ15世(デップ)と対面。2人は瞬く間に恋に落ち、彼女は生きる活力を失くしていた国王の希望の光となっていく。
国王の公妾(公式の愛人)となったジャンヌ。しかし、労働階級の庶民が国王の愛人となるのはヴェルサイユのタブー。さらに堅苦しいマナーやルールを平気で無視するジャンヌは、宮廷一の嫌われ者となってしまい、王太子妃マリー・アントワネットも例外なく彼女を疎ましく思うのだった。
監督と脚本を手がけ、自ら主人公のジャンヌ・デュ・バリー役を演じたのは、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『パリ警視庁:未成年保護特別部隊』(11年)『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』(15年)の監督を務めたマイウェン。本作が7本目の監督作となり、約20年前から制作を望んでいた「デュ・バリー夫人」の生涯を念願の映画化。豪華絢爛なロケーションやセット、衣装にも一切妥協なしの歴史大作を完成させた。
紹介する場面写真が捉えているのは、最愛王と呼ばれた男、ルイ15世に扮したデップの目隠しされた横顔。愛人との戯れや趣味の狩りに夢中で、政治に興味がなかったと言われる国王だが、ジャンヌ・デュ・バリーへの盲目の愛を表現するかのようなカットとなっている。そして、もう1点はヴェルサイユ宮殿の回廊にてルイ15世とジャンヌが向き合うカット。互いに黄金の衣装をまとった2人は、愛の目線を送り合うが、後ろに立つ宮廷の人々の目はどこか冷ややか。この後、2人が迎えるのは、ハッピーエンドか、バッドエンドか——。
『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』は2024年2月2日より全国公開。
・『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』の場面写真はこちらから!
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