「身体売ってあいつに1000万貢いだよな」と激昂する夫…女はなぜホストを刺し殺そうとしたのか?『熱のあとに』予告編
血まみれのホストが倒れている衝撃的なシーンから始まる予告編
橋本愛を主演に迎え、愛したホストを刺し殺そうとした女の“愛の形”を描く映画『熱のあとに』より、血まみれのホストが倒れている衝撃的なシーンから始まる予告編と場面写真を紹介する。
・[動画]橋本愛主演、血まみれのホストが倒れている衝撃的なシーンから始まる『熱のあとに』予告編
本作は、過去に愛した恋人を刺し殺そうとした主人公・沙苗が、数年の服役後、別の男との結婚を経て、もがきながらも愛し方を模索していく物語。沙苗のキャラクターは、2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得ている。監督を務めるのは、この作品で商業デビューを果たす気鋭の若手監督・山本英。
愛したホスト・隼人を刺し殺そうとした過去を持つ沙苗(橋本)。事件から6年後、自分の過去を受け入れてくれる健太(仲野太賀)と結婚し、平穏な日常を送っていた矢先、謎の隣人・足立(木竜麻生)が現れる。足立が抱える秘密、隼人の影に翻弄されながらも、沙苗が選んだ“愛し方”の結末とは——。
今回紹介する予告編は、血まみれで倒れているホスト・隼人(水上恒司)を、沙苗(橋本)がタバコを吸いながら見下ろし、不敵な笑みを浮かべる衝撃的なシーンで始まる。事件から6年の時が経ち、沙苗はお見合いで出会った健太(仲野)と結婚する。指輪を手渡し、ドライブをする2人の姿が映し出され、幸せそうな結婚生活が始まったかと思っていた矢先、謎の隣人・足立(木竜麻生)が現れる。
「なんで健太くんだったの?」「あえて後戻りできない状況に、自分を置きたかったの?」と足立に問われ続け、困惑
する沙苗。足立は一体何者なのか? そして、歌舞伎町で隼人の後ろ姿を見かけたことをきっかけに、沙苗の心がざわつき始める。
「隼人さん、君に会いたいって」という意味深なセリフ、湖でもみくちゃになる2人、「お前、あいつに1000万貢いだよな。身体売ってさ」と激昂する健太の言葉も沙苗には全く響いていない様子。過去に全てを捧げたホスト・隼人か、そんな自分を受け入れてくれる健太の温もりか、沙苗の愛が選択したのは果たして——。
血のついた包丁、ボートで湖に漕ぎ出す足立、銃を手に取る健太など、不穏なシーンが次々と映し出される。一筋縄ではいかない愛の物語を想起させるミステリアスな予告編が完成した。
また、あわせて紹介する場面写真は、沙苗と健太が出会うきっかけとなったお見合いに同席する沙苗の母・多美子(坂井真紀)の姿、森の中で獣用の罠にかかり動けなくなっていた足立と健太が初めて出会うシーン、アシの林の中で足立が沙苗に微笑みかけるカットなど、物語の全貌が気になる全9点となる。
『熱のあとに』は2024年2月2日より全国公開。
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