唐田えりか、千葉県君津市で凱旋舞台挨拶。感謝の思い伝える

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唐田えりか
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唐田えりかと石井宏子君津市市長
唐田えりか

3月6日にBlu-rayとDVDの発売が決定している芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』。東出昌大主演のこの映画で、ヒロインの朝子を演じた唐田えりかが、出身地である千葉県君津市で1月14日に行われた凱旋上映で舞台挨拶を行った。

唐田えりかが君津市で凱旋舞台挨拶、その他の写真

君津市には映画館がないこともあり、これまで同作の上映は行われていなかったが、市民からの上映希望の声が多く寄せられたことから今回実現。上映が行われた君津市民文化ホールでは4回上映が行われ、その1回目と2回目に唐田が登壇。2回あわせて約1000人もの観客がホールに押し寄せた。

君津市の隣・富津市にあるマザー牧場で現在の所属事務所にスカウトされた唐田。スカウトのきっかけを聞かれると、その時の様子を地元の方相手だからこそ伝わる詳細さで「バンジージャンプの前の広場が夏は子どもたちが遊ぶところで開放してるんですけど、そこの受付をしているときに声をかけられて…」と話し、客席からは「へぇ〜」と感心の声。

この日は石井宏子君津市市長も花束を持って駆けつけ「地元出身のえりかちゃんの活躍をワクワクしながらいつも見ています。これからさらに世界に羽ばたく女優になっていってほしいので、会場のみなさんも応援してあげてください!」と呼びかけ、客席からは大きな拍手と共に「がんばれー!」という声援が飛んだ。

また、本作でカンヌ映画祭のレッドカーペットを歩いた感想については「今でも実は実感がないんです。マザー牧場でスカウトされてから今に至るまで、ずっと運のいい人生を送っているような気がしています」と謙虚な回答。

最後に観客へ「文化ホールは、お遊戯会や中学校の合唱コンクールなどで立っていた思い出深いところで、今ここに立てていることが、すごく不思議でありうれしい気持ちでいっぱいです。すべて君津にいるみなさんが応援してくださっているおかげです。本当にみなさんに感謝しています。君津出身ということに胸を張って、これからも羽ばたいていけるように頑張りますので、これからも応援をお願いします。今日はありがとうございました」と声を詰まらせながらも感謝の気持ちを伝え、舞台挨拶は終了した。