シンガポール・日本・フランスの3ヵ国合作映画『家族のレシピ』の実食会を含むスペシャルイベント「キュリナリーシネマイベント」が2月2日に都内で行われ、主演の斎藤工をはじめ、ジネット・アウ、エリック・クー監督、シシド・カフカが登壇した。
この日は第1部の試写会に続き、第2部では登壇者それぞれが“家族のレシピ”を紹介。彼らの“家族のレシピ”を再現したメニューに加え、映画から生まれたオリジナル料理「ラーメン・テー」(ラーメン×シンガポールのソウルフード“バクテー”)が登場した。
斎藤は「今日出てきたラーメン・テーは絶妙な美味しさです。ラーメン・テーはバクテーにただ麺を入れるだけでは成立しない。竹田敬介さん(『家族のレシピ』料理監修)のスープ加減は絶妙で、これは、日本でさらにバクテーが進化するきっかけになると思います。この映画を通して、また新たに料理に興味を持ちました。バクテーも自分で作っていて、得意料理の1つになりました」とコメント。
一方、ジネット・アウは「日本で食べるラーメン・テーはシンガポールとは違うおいしさ。日本とシンガポールの良いところが一緒になった味ですね」と語り、シシド・カフカは「ラーメン・テーは初めて食べました。想像を見事に満たしてくれる味。シンプルなのにピリッと辛いところが好きです。家族のレシピは、メキシコ料理のケサディア。幼い時メキシコで過ごしていて、その時に朝食で母がよく出してくれてました」と振り返っていた。
『家族のレシピ』は3月9日よりシネマート新宿ほかにて全国公開となる。
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