「ウィ・アー・ザ・ワールド」の舞台裏を収めた『ポップスが最高に輝いた夜』が2週連続Netflix TOP10入り
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世界のポップカルチャーの歴史を変えた1985年のプロジェクトを収録
【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間で人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回「ムビコレ」がピックアップするのは、Netflixドキュメンタリー『ポップスが最高に輝いた夜』(英題:The Greatest Night in Pop)。世界のポップカルチャーの歴史を変えた1985年のプロジェクトの舞台裏を描く。日本では1月29日(月)から配信が開始され、グローバル(映画/英語)と日本(映画)ともに2週連続でランクインしている。
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今ではすっかりチャリティソングとして定着した「ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)」。歌手にして活動家のハリー・ベラフォンテの提唱により、当時深刻化していたアフリカ飢餓救済のためのプロジェクト「USAフォー・アフリカ」が始動。活動にいち早く賛同したライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソンが楽曲を共作し、クインシー・ジョーンズがプロデュースを務めてチャリティソングの一夜限りの収録が決行された。本作では、その伝説的なレコーディングに至る道筋と「ウィ・アー・ザ・ワールド」のレコーディングの様子が当時の参加アーティストたちの振り返りインタビューと共につづられる。
ブルース・スプリングスティーン、シンディ・ローパーらが集結
レコーディングは1985年1月28日にヘンソン・スタジオ (元A&Mスタジオ)で行われた。リッチーらの声かけによって集まったのは、ブルース・スプリングスティーン、スモーキー・ロビンソン、シンディ・ローパー、ケニー・ロギンスほか40人以上もの大物アーティストたち。最初はワケがわからず困惑気味だった彼らが、疲労困憊ながらもエゴを抑え、次第に心を一つにして偉業を成し遂げていく姿に感動させられる。
まだインターネットや携帯電話も普及していない時代に、レコーディングを真近かに控えながらも招待状や譜面、デモが入ったカセットテープ(!)を配送するアナログ感にハラハラさせられるが、改めてリハーサルなしのぶっつけ本番で最高のパフォーマンスをただき出すアーティストたちの抜群の音楽センスにびっくり。その顛末の果てに完成した、心に響く一曲を堪能してほしい!
グローバル、日本ともにTOP10入りをキープ!
配信初週の集計(1月29日~2月4日)でグローバル(映画/英語)、日本(映画)ともに第1位だった『ポップスが最高に輝いた夜』は、第二週目(2月5日~2月11日)に入りグローバル(映画/英語)、日本(映画)そろって第8位にランクイン。引き続きTOP10入りをキープしている。(文:足立美由紀/ライター)
【Netflix日本Top10(映画)/2月5日~2月11日】
1位『黄龍の村』
2位『プラダを着た悪魔』
3位『バッドランド・ハンターズ』
4位『“それ”がいる森』
5位『ホーム・アローン』
6位『ホーム・アローン2』
7位『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
8位『ポップスが最高に輝いた夜』
9位『ONODA 一万夜を越えて』
10位『死霊のはらわた ライジング』
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