本日(日本時間2月25日)発表となる米国アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされている是枝裕和監督作『万引き家族』が、フランス時間2月22日に開催された第44回セザール賞授賞式で、見事、外国映画賞に輝いた。
・[動画]全観客総立ち、拍手喝采!スタンディングオベーション/映画『万引き家族』カンヌ上映後
セザール賞は「フランス版アカデミー賞」とも呼ばれる賞で、同賞を主催する仏映画芸術技術アカデミー会員の投票によって決まる。過去作品賞に選出された作品には『アメリ』(01年)、『戦場のピアニスト』(03年)、『アーティスト』(12年)など日本でも大ヒットを記録した作品が多く、米国アカデミー賞前哨戦としても重要な賞となっている。
本作は、第71回カンヌ国際映画祭最高賞でパルムドール大賞を受賞するなど、現在66の海外映画賞の各部門で、76ノミネート、36の受賞歴を重ねている。また、興行面でも観客動員375万人、興行収入45億突破(2月22日時点)という、是枝監督作品最大の興行収入を記録している。
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