乳がん公表から1年。SKE48の元メンバー・矢方美紀が回想録を出版

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矢方美紀
矢方美紀

2018年4月に所属事務所の公式サイトと自身のブログを通じ、乳がんであることを発表したSKE48の元メンバー・矢方美紀が、病気とまっすぐに向き合った1年を振り返る回想録「きっと大丈夫。 〜私の乳がんダイアリー〜」を刊行する。

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矢方は1992年、大分県生まれ。09年にSKE48第3期メンバーオーディションに合格。その後「チームS」のリーダーをつとめ、17年2月に卒業する。現在はZIP-FM「SCK ‐サブカルキングダム‐」のアシスタントのほか、 テレビ番組やイベントでレポーターやナレーターとして活躍。幼い頃からの夢だった声優にも挑戦中だ。

そんな彼女が、乳がんであることを公表したのが18年4月のこと。25歳という若さで乳がんにかかったことから大きな話題となった。彼女が病気と闘いながら治療を続ける姿は、NHK名古屋放送局によって『#乳がんダイアリー 矢方美紀』として放送され、番組ホームページでは、のべ100日以上に及ぶ自撮り動画の日記が公開されている。

この番組がSNSなどで口コミ的に広がり、同世代の女性や、同じ病気を患った方々から大きな反響を呼んだ。そして、病気の発見からおよそ1年が経過した今、治療を続けてきたこの期間を振り返りながら、その気持ちを1冊の書籍にまとめたのが本書だ。現在、日本女性の11人に1人が乳がんにかかるというデータがあるが、この本には矢方の「早期発見・早期治療の一助になってほしい」という思いが込められている。

「きっと大丈夫。 〜私の乳がんダイアリー〜」(1400円+税/双葉社)は4月26日に発売となる。