松坂桃李が、4月4日に有楽町朝日ホールで行われた『居眠り磐音』のプレミアイベントに、木村文乃、芳根京子、柄本佑、杉野遥亮、西村まさ彦、中村梅雀、柄本明、本木克英監督とともに登壇。サプライズ登場した原作者・佐伯泰英が、松坂をモデルに短編を執筆したことを語り、会場は大きな盛り上がりをみせた。
・松坂桃李、木村文乃、芳根京子ら豪華俳優陣が揃い踏み! 『居眠り磐音』 その他の写真
本作は、時代小説シリーズ「居眠り磐音 決定版」の映画版。3年間の江戸勤番を終えた坂崎磐音(松坂)は幼なじみの小林琴平(柄本佑)、河井慎之輔(杉野)とともに九州・豊後関前藩に戻る。そんな中、妻の舞(宮下かな子)が不貞を犯したという噂を耳にした慎之輔が舞を斬ってしまい、それに激高した琴平が慎之輔に噂を吹き込んだ人物と慎之助本人をも斬るという事態に発展する。
また、柄本佑は、殺陣のシーンについて、「3、4回桃李くんと一緒に練習しました。本番は緊張感があって、個人的にも時代劇好きだったのでさらに緊張して…最後の一太刀はさまざまなパターンから2人で決めたんです。ラストに近いシーンなので、見届けていただけたら」と松坂と相談しながら作り上げたことを明かした。
終盤に差し掛かると、原作者の佐伯が登場。佐伯による書き下ろし短編を収録した文庫本が、入場者特典として上映劇場で数量限定で配布されることが発表された。佐伯は京都で松坂を見て、この短編が浮かんだそうで、「半世紀前にスペインで闘牛をよく見ていたのですが、闘牛士と松坂くんの姿が重なりました。“闘牛士・桃李”です。これを君に捧げます」とベタ惚れした様子。松坂は「闘牛士!?」と驚がくしながらも、嬉しそうな笑みを浮かべ、客席からは拍手が送られた。
『居眠り磐音』は5月17日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開となる。
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