松本穂香、海外映画祭初体験に「とてもドキドキしています」

#松本穂香

海外映画祭に初参加した松本穂香(右)
海外映画祭に初参加した松本穂香(右)
海外映画祭に初参加した松本穂香(右)
(C) 2019 WIT STUDIO/Tokyo New Cinema

松本穂香の主演映画『わたしは光をにぎっている』が現地時間4月24日(日本時間4月25日)にモスクワ国際映画祭の特別招待作品として上映され、松本が舞台挨拶とQ&Aに登壇。初めての海外映画祭参加で、モスクワの観客から「素晴らしい演技」と絶賛された。

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本作は、両親を早くに亡くし、長野・野尻湖のほとりのこじんまりした民宿を祖母と2人で切り盛りし、淡々とした日常を送ってきた宮川澪(20歳)が、祖母の入院を機に民宿を閉めざるを得なくなったことから、父の親友であった京介を頼って上京し、彼が1人で経営する都内の銭湯で居候をすることになるところから始まる。

職を探すが、都会の空気にうまくなじめない澪は、徐々に銭湯の仕事を手伝うように。映画監督の夢を持つ銀次や会社員の美琴など、銭湯にたむろする常連客と次第に親密になり、東京での日々が少しずつ楽しくなっていくが、区画整理のため銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知り、ある決断をする。主人公の宮川澪を松本が演じる。

松本は、中川龍太郎監督、木ノ内輝プロデューサーとともに上映前の舞台挨拶に登壇。海外映画祭は初体験ということもあって、緊張した面持ちで「海外の映画祭に参加するのは初めてなので、とてもドキドキしています。私は主人公の澪という女性を演じました。素敵な映画になっていると思いますので、最後まで楽しんでいってください」と挨拶し、観客から温かい拍手が贈られた。

また、上映後に行われたQ&Aでは、松本の演技に関して中川監督から「今回は松本さんのそのままの魅力を引き出したかったので、彼女にお任せしていました」という言葉が。観客からも「静かな人生を送る主人公の澪という女性の芯の強さを感じ、素晴らしい演技だと思いました」という感想も寄せられ、これに松本は「とても自由に演じさせていただきました」と笑顔で応じていた。

『わたしは光をにぎっている』は今年全国公開となる。