「ゾンビ×ミュージカル!」という、ありそうでなかった2大ジャンルが奇跡の融合をはたした、歌って踊ってゾンビに立ち向かうイギリス発の青春ゾンビミュージカル映画『アナと世界の終わり』。世界各国のファンタスティック映画祭で上映され、映画ファンの心を鷲掴みにしてきたこの作品より、街がゾンビだらけで尋常ではない状況になっている中、主人公の女子高生のみがその状況に気づかず、ヘッドフォンをしながら軽快に歌い踊り、学校へと登校するシーンの本編映像が解禁となった。
舞台はイギリスの田舎町リトル・ヘブン。高校生のアナは、幼い頃に母を亡くし父トニーと2人暮らし。この生活を抜け出したいアナは、オーストラリアへ旅立つため、トニーに内緒でバイトに励んでいた。幼なじみのジョンは、アナの願いを応援しながら秘かに思いを寄せている。ある日、旅の計画がバレてしまいアナとトニーは大ケンガをする。夢も希望もないこの町に、アナはウンザリしていたのだ。
そして翌日、アナとジョンはいつも通り学校へ向かうが、その途中、スノーマンの着ぐるみを着た血だらけの男が突如現れジョンに襲いかかってくる。その瞬間、アナはシーソーを使って男の頭を吹き飛ばす。なんと、男の正体はゾンビだったのだ! その後、クラスメイトたちと合流したアナとジョンは、クリスマス会の準備で取り残された友人らを救出するために学校へと向かうが……。
が、自分の世界に入り込んでいるためか、そうした状況にまったく気付かないアナは「準備はできた。人生を変えるわ」と、さらに歌い続ける。はたして、彼女の運命は?
『アナと世界の終わり』は5月31日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開となる。
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