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石原さとみが主演を務め、『空白』(21年)『ヒメアノ〜ル』(16年)の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった映画『ミッシング』の予告編が公開され話題に。また、『湖の女たち』の予告編や、『美しき仕事 4Kレストア版』公開決定のニュースも大きな注目を集めた。
石原さとみ、魂を揺さぶる渾身の演技を見せる『ミッシング』予告編
石原さとみが主演を務め、『空白』(21年)『ヒメアノ〜ル』(16年)の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった映画『ミッシング』。本作より、石原が魂を揺さぶる渾身の演技を見せる予告編が公開され、注目を集めている。
・[動画]石原さとみ、心を失う圧倒的な演技力でイメージを一新/映画『ミッシング』予告編
本作は、常に観客に衝撃を与え、想像力を刺激する作品を発表し続ける吉田監督が、娘の失踪事件をきっかけに、情報の荒波に巻き込まれ翻弄されていく母の姿を描く感動作。出産を経て母となった石原が「今だからできる」と語り、これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑んだ。
今回紹介するのは、石原が魂を揺さぶる渾身の演技を見せる予告映像。「なんかまたひどいこと書かれてるんだけど」と低い声で吐き捨てるように呟く沙織里(石原)。険しい表情で見つめるパソコンの画面には、沙織里へのバッシングが並ぶ。石原さとみの今までのパブリックイメージを覆す衝撃的なシーンとなっている。
・石原さとみ、ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の嵐…ギリギリまで追い詰められる母親を熱演する『ミッシング』予告編
福士蒼汰&松本まりか、『湖の女たち』で見せる“危険”な関係に注目
福士蒼汰と松本まりかをW主演に、大森立嗣監督が吉田修一の“現代の黙示録”とも言うべき傑作同名小説を映画化した『湖の女たち』。本作より、濃密でスリリングなアンサンブルを予感させる予告編が公開された。
第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した映画『さよなら渓谷』(13年)のタッグが実現した本作は、全編にわたって見る者の理性と感性を激しく揺さぶり、比類なき衝撃的な映画体験をもたらすヒューマン・ミステリー。
本予告では、刑事の濱中圭介(福士)と介護士の豊田佳代(松本)のただならぬ場面からはじまる。圭介と伊佐美(浅野忠信)の執拗な取調べに「うちはやってないんや」と泣き叫ぶ介護⼠・松本(財前直⾒)、そして危うい関係を深めていく圭介と佳代の姿が次々と映し出される。2人の“危険”な関係性に注目の予告映像となっている。
・福士蒼汰と松本まりか、互いを求めて貪り合い艶めかしい“生”の輝きを放つ男女を熱演『湖の女たち』予告編
クレール・ドゥニの幻の傑作『美しき仕事 4Kレストア版』が公開決定
2022年に発表されたSight&Sound「史上最高の映画」の7位にもランクインし、再評価の機運が高まるフランスの映画作家クレール・ドゥニが99年に発表した幻の傑作『美しき仕事 4Kレストア版』が公開されることが決定した。
フランス映画界が誇る生きる伝説ドニ・ラヴァンを主演に迎え、目が眩むほどに青いアフリカの海岸を背景に、外人部隊とそれを率いる指揮官の訓練の日々を描く本作。日本では劇場未公開のため長らく映画ファンが待ち望んでいた幻の名作が、ついに4Kリマスター版にて公開される。現在インターネットミームとしても目にする、ラヴァンのエネルギッシュな身体性が印象的なラストシーンも必見だ。
ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュなどが愛してやまないクレール・ドゥニ監督。グレタ・ガーウィグも「美しくてエモーショナル。現実離れしていながら、深く胸を打たれる」と絶賛し、2019年度BBCによる「女性監督映画ベスト100」第4位、2023年度版TIME誌「過去100年の映画ベスト100」でも選出され、“いま誰もが口を揃えて語る”名作の、注目の日本公開を楽しみにしたい。
・「彼を破滅させたい」羨望と嫉妬が暴走したのは何故? 孤高の映像作家の幻の傑作
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