まもなく18歳のシャイロは父と同居へ、15歳のヴィヴィアンは母と舞台制作
2019年に離婚したブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの娘2人が、エンターテインメント業界への道を歩み始めたようだ。
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ピットとジョリーの間に生まれた第1子のシャイロ・ジョリー=ピットは、18歳の誕生日を機に母親の家を出て父の家に引っ越すことを検討しているようだ。
幼い頃から映画スターの両親の仕事にきょうだいたちと同行し、父の主演作『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08年)に出演したり、母と共にアニメ『カンフー・パンダ3』(16年)に声の出演をしたこともあるシャイロは、映画の仕事に就くことを進路の選択肢にしているという。
「Life & Style」誌で関係者は「シャイロはハリウッドの裏方で働くことを考えています。パパのように製作をすること、ママのように監督をすることです」。ピットは製作会社「プランBエンターテインメント」を設立し、『それでも夜は明ける』(13年)『ムーンライト』(16年)などアカデミー賞受賞作を何作も手がけ、ジョリーはドキュメンタリー作も含めてギタリストのMIYAVIが出演した『不屈の男 アンブロークン』(14年)など5本の監督作を発表している。シャイロが歌手リゾの「About Damn Time」のダンス動画をTikTokでバズらせた時に愛娘の才能を絶賛し、「とても美しい」とインタビューで語った。
ピットとジョリーは2016 年に破局して以来、6人の子どもたちの親権をめぐる法廷闘争を続けてきたが、今年3月になってピットが共同親権の要求を取り下げたとイギリスの「Daily Mail」紙が報じている。長男のマドックスが22歳、次男のパックスが20歳、長女のザハラが19歳と既に成人していて、シャイロもまもなく成人になる。15歳の双子、ヴィヴィアンとノックスについてはジョリーが親権を持ち、ピットは面会権を持つことになる。
マドックスとパックスは父親との不和が伝えられているが、シャイロは特にピットと仲がよく、バスケットボールという共通の趣味や、環境問題や古典映画について話すことが多く、「特別な絆で結ばれています」と関係者は語っている。
ジョリーはシャイロがピット宅へ引っ越すことを喜んではいないが、「彼女はもうすぐ18歳で自分で決めることができる立場にある」と娘の決断を尊重するという。
一方、ピットとジョリーの実子で15歳の娘ヴィヴィアンは、ジョリーがプロデューサーを務めるブロードウェイの舞台『The Outsiders(原題)』で母のアシスタントを務めている。これは、ヴィヴィアンがサンディエゴで行われた公演を見て母に勧めたのがきっかけ。フランシス・フォード・コッポラ監督が1983年に発表し、若き日のトム・クルーズやダイアン・レインが出演した映画のミュージカル版で、3日(現地時間)に行われたプレビュー公演を映画のメインキャストの1人だったマット・ディロンが観劇に訪れ、バックステージでスタッフやキャストと撮った記念写真にはジョリーとヴィヴィアンも映っている。
ジョリーはヴィヴィアンについて、「私の母に似ています。注目の的になることよりも、創作のサポートをすることに焦点をあてるのです」「彼女はとても思慮深く、演劇に真摯に取り組み、熱心に貢献することを学んでいます」と語っている。
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