36歳女性が13歳少年と不倫、獄中出産…2人の関係は犯罪なのか? 実際の事件を元にした衝撃作の予告編は必見
#サミー・バーチ#ジュリアン・ムーア#チャールズ・メルトン#トッド・ヘインズ#ナタリー・ポートマン#メイ・ディセンバー#映画
実際に起きた13歳少年と36歳女性のスキャンダルの真相を映画化
ナタリー・ポートマン×ジュリアン・ムーア共演で贈る、全米を騒がせた13歳少年と36歳女性のスキャンダルを描いた衝撃作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』が公開されることが決定した。本作より、予告編・ポスタービジュアルを紹介する。
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本作は、全米に衝撃を与えた、90年代に実際に起きた13歳少年と36歳女性のスキャンダル(“メイ・ディセンバー事件”)の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。『エデンより彼方に』(02年)『キャロル』(15年)など、甘美な世界観と複雑に交錯する人間模様を映し出し多くの映画ファンを虜にしてきたトッド・ヘインズ監督が、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという豪華オスカー女優を迎え、過去と現在、真実と憶測が混ざり合う心理戦を描き出す。
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グレイシーとジョー、ふたりの関係は犯罪だったのか、純愛だったのか、はたまた他に真実があったのか…。次から次へと繰り出される新たな証言、〈当事者〉から湧き上がる意外な本心、そのすべてに意味を見出さずにはいられない〈よそ者〉の目。真相に近づこうとする時、観客の思い込みは粉々に砕け散る。見る者すべてを“抜け出せない万華鏡”に誘う衝撃作がついに幕を開ける。
脚本を手掛けたのは、サミー・バーチ(原案:サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク)。唯一無二のセンセーショナルな脚本で一躍脚光を浴び、第34回インディペンデント・スピリット賞ほか多数の賞レースで脚本賞を受賞、さらに本年度アカデミー賞で脚本賞にもノミネートされる快挙を果たした。
紹介する予告編では、かつて全米のメディアを騒然とさせた一大スキャンダルの片鱗がつまびらかになる。それは、当時36歳の女性が13歳の少年と不倫の末、獄中で彼との子どもを出産、刑期後に結婚するというにわかには信じがたい衝撃のニュースだった——。
親子ほど年の離れたカップルを意味する“メイ・ディセンバー”の事件は、23年の時を経て映画化されることになる。そこで、ひとりの映画女優エリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルになったグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)のもとを訪ねる。役作りのリサーチのために近づいたエリザベスだったが、次第にその“調査”はエスカレートしていく…。
演じる女と演じられる女。ふたりを体現するナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアというオスカー女優陣の激しい攻防戦が繰り広げられるとともに、幼くしてスキャンダルの当事者として世間から好奇の目にさらされ続けたジョーを演じるチャールズ・メルトンの、不安定に移ろう心の機微を掬い上げる繊細な演技も垣間見られる。「“見世物”ではなく、これは僕の人生だ」という当事者の叫びに胸が締め付けられる。
ポスタービジュアルは、犯罪者という印象を抱きづらい、可憐なフリルのトップスに身を包んだグレイシーと、それを演じる女優・エリザベスがぴったりと後ろに並び、何かを訴えるかのようにこちらにじっと視線を送るインパクトのある画。そこに「実在のスキャンダル 当事者の心で追うか よそ者の目で追うか」というコピーが躍る。
『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は7月12日より全国公開。
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