高畑充希&山崎賢人W主演で、福田雄一監督がメガホンをとり実写映画化される『ヲタクに恋は難しい』。この作品の公開日が2020年2月7日に決定し、新たに斎藤工&菜々緒が出演することが発表された。
原作は、イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載されたWEB漫画「ヲタクに恋は難しい」。「隠れ腐女子×ゲームヲタク」という不器用な男女の微笑ましいピュアラブストーリーが瞬く間に注目を集め、pixivでは「ブックマーク歴代1位」「本にして欲しいWEB漫画1位」を獲得するなど絶大な人気を誇った。その後、コミカライズされると「このマンガがすごい!2016」オンナ編で第1位を獲得。2018年4月にはアニメ化もされ、累計発行部数は800万部を突破(既刊7巻/電子書籍含む)。昨年7月に映画化が発表され、大きな話題となっていた。
桃瀬成海(ももせ・なるみ/高畑充希)は26歳のOL。転職先の会社で幼なじみの二藤宏嵩(にふじ・ひろたか/山崎賢人)と再会する。ルックスも良く仕事もできる宏嵩は重度のゲームヲタク。そういう成海もまた、BLを好む隠れ腐女子だった。周囲の人間にヲタクとバレる“ヲタバレ”を何より恐れている成海は、その本性を隠している。そんな成海が本当の自分を曝け出せるのは、ヲタク友達の宏嵩の前だけ。会社が終わると、2人は居酒屋で呑みながらヲタ話に花を咲かせる。男を見る目がないことを嘆く成海に対して宏嵩は「ヲタク同士で付きあえば快適なのでは?」と交際を提案。こうして2人はお付き合いすることに。お互い充実したヲタクカップル生活を始めるはずだったが、2人の恋愛には数々の試練や困難が待ち受けていた。
菜々緒が演じるのは、高畑演じる周囲にヲタクであることがバレることを何よりも恐れる“隠れ腐女子”桃瀬成海と、山崎扮する“重度のゲームヲタク”である二藤宏嵩の会社の先輩であり、ある界隈で有名なコスプレイヤー・小柳花子(こやなぎ・はなこ)役。同じく2人の会社の先輩で、顔が激コワだが意外と面倒見がよく、花子の彼氏でもある樺倉太郎(かばくら・たろう)役を斎藤が演じる。
『銀魂』(17年/18年)で福田組を経験している菜々緒は「福田さんの現場でのオーダーがめちゃくちゃで、でもそれが福田組ならではの空気感だなと思って楽しみました」とコメント。一方、福田組初参戦となる斎藤は「福田さんの作品はまずビジョンが明確にあって、それと同時にそこにいる役者やシチュエーションといったものと、そこで初めて生まれる化学反応を切り取る天才だということを感じました」と監督の演出を絶賛!
さらに今回、キャスト4人が原作コミックの表紙ポーズを完全再現したビジュアルも解禁! このビジュアルには、実際に映画撮影現場にも足を運んだ原作者のふじた先生も「表情やポージング、髪や服の色味も原作やファンの皆様へのリスペクトを私は感じました」と大満足。ただの実写化では収まらない映画『ヲタ恋』に、今から目が離せない。
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