ゴールデンウィーク映画の興行ランキングをまとめた(興収は5月6日時点)。
1位は『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』。4月12日から公開され、14日までの初日3日間の興収は33.5億円。今年最大のオープニング成績だ。シネコンでの上映回数は通常は1日5回のところ、10回以上は当たり前。15回を超えるシネコンも多くあった。公開初日12日(金)午前0時から全国10都道府県(北海道、宮城、東京、神奈川、愛知、大阪、京都、兵庫、広島、福岡)の23劇場で最速上映を実施し、話題性を喚起した。ちなみに、日本最大級の動員を誇るTOHOシネマズ新宿では12日(金)午前0時に2スクリーンで上映。その後、朝7時30分から深夜28時40分までIMAX、MX4Dを含め計37回上映した。
5月6日までの公開後25日間であげた興収は121億円。前作『黒鉄の魚影(サブマリン)』は公開後24日間で103億円だった。今後は、17日に全国5都道府県7劇場で第1回応援上映、31日に第1回自動制御ペンライト演出付き応援上映を実施する予定。その後も応援上映が予定されている。リピーター客を狙ったイベント上映を追い風に、前作を超えるシリーズ最高興収の記録更新に期待したい。
2位は『劇場版ブルーロック EPISODE 凪』。人気サッカー漫画を原作に、「ブルーロック(青い監獄)」に集められた300人の高校生FW(フォワード)が世界一のストライカーを目指すテレビアニメ『ブルーロック』の劇場版。スピンオフ漫画『ブルーロック EPIOSODE 凪』をもとに、人気キャラクター・凪誠士郎の視点からブルーロックでの戦いを描く。
3位は『ゴジラ×コング 新たなる帝国』。ハリウッド版『ゴジラ』シリーズ(2014年、19年)と『キングコング:髑髏島の巨神』(17年)の世界観を統一した「モンスター・バース」シリーズ新作。『ゴジラvsコング』(21年)ではゴジラとコングが激突したが、本作では共闘し、新たな敵に立ち向かう。4月26日から公開され、5月6日までの11日間で12.7億円。前作『ゴジラvsコング』は公開後10日間で11.5億円だったから、前作をやや上回るペースで興収を伸ばしている。
[2024年GW映画ランキング]
1位『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』121億円
2位『劇場版ブルーロック EPISODE 凪』12.9億円
3位『ゴジラ×コング 新たなる帝国』12.7億円
(ムビコレ調べ。5月6日時点)
2位『劇場版ブルーロック EPISODE 凪』12.9億円
3位『ゴジラ×コング 新たなる帝国』12.7億円
(ムビコレ調べ。5月6日時点)
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