カンヌ国際映画祭でジェシー・プレモンスが男優賞! ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン『憐れみの3章』公開日決定
ワールドプレミアでは6分間にわたるスタンディングオベーション
『哀れなるものたち』(23年)に続き、ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンのタッグが贈る衝撃の最新作『憐れみの3章』。 現地時間5月25日夜、第77回カンヌ国際映画祭の受賞結果が発表され、本作に出演したジェシー・プレモンスが男優賞を受賞した。
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ヨルゴス・ランティモス監督4度目となるカンヌ国際映画祭では、現地時間5月17日にワールドプレミア上映が行われ、ランティモス監督に加え、エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーら豪華キャストが集結。華やかなレッドカーペットを飾り、上映後には6分間にわたるスタンディングオベーションが続く大盛況で、カンヌ映画祭を衝撃と熱狂の渦に包みこんだ。
ランティモス監督の作品は、権威あるカンヌ国際映画祭で過去3度に渡ってすべて主要な賞を受賞している。そして今回も無敗伝説が継続、ジェシー・プレモンスが男優賞を受賞することとなった。
本作は、選択肢を奪われ、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、卓越した教祖になると定められた特別な人物を懸命に探す女の相棒という3つの独立した物語を描く。プレモンスは最重要となる人物3人を快演。本編をいち早く鑑賞した批評家から「大胆不敵な選択を厭わない監督の、注目せずにはいられない最新作だ」(The Playlist)、「ランティモスとフィリップ(脚本)は、気まぐれな神々が人間の無防備な運命を操るように、主人公たちを翻弄する」(ファイナンシャル・タイムズ紙)、「じっくり見れば見るほど、パズルのピースがはまり始め、共通のテーマが浮かび上がってくる」(ハリウッド・レポーター誌)と絶賛の声が上がる中、下馬評でもプレモンスの男優賞受賞に大きな期待が集まっていた。
また、本作の日本公開が決定。今回の受賞を受けて国内でも期待と興奮が高まっている。
『憐れみの3章』は9月27日より全国公開。
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