Aぇ! group佐野晶哉、平泉成の“追いLINE”暴露! 共演者との“裸の付き合い”も告白?『明日を綴る写真館』舞台挨拶

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『明日を綴る写真館』
(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA
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平泉成の80歳と映画初主演を初日舞台挨拶で盛大にお祝い!

俳優生活60年を誇る平泉成が初主演を飾り、佐野晶哉(Aぇ! group)が相手役を務める映画『明日を綴る写真館』。本作の初日舞台挨拶が6月7日に都内で実施され、主演の平泉のほか、佐野、嘉島陸、咲貴、田中洸希、そして秋山純監督が参加した。

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この日、自身初の主演映画が封切りとなった平泉。満席の会場&全国159館の映画館への生中継カメラを見ながら、「昨日はドキドキして眠れませんでした」と80歳の初々しい照れ笑い。当初はオレンジ色のネクタイを締めていたそうだが、佐野から誕生日プレゼントとしてもらった緑色のネクタイを締めての登壇となった。

平泉が「佐野君がメンバーカラーのネクタイをプレゼントしてくれましたので急遽それに変えました」と明かすと、佐野は「メッチャ嬉しい! 今日着けてくれたら嬉しいなと思ってプレゼントしたら、すぐに付け替えてくれました。本当におめでとうございます」と嬉しそうに祝福していた。

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さびれた写真館を営むカメラマン・鮫島を演じた平泉は、「主演ならば何でも嬉しいという歳は過ぎましたが、台本を読んだらピッタリ僕でした。喜んで2つ返事でお答えさせていただきました」と主演を引き受けた理由を紹介。

平泉とは30年来の関係を持つ秋山監督が、「ポリシーとして主演はやらないとずっと仰っていたので、そんな成さんから『お前が言うならばやるよ』と言ってくれた時は嬉しかった」としみじみすると、照れ隠しなのか平泉は「主演だと責任がありますからねえ」とほっこり呟いて笑いを誘っていた。

鮫島の写真に心を奪われ、華々しいキャリアを捨てて弟子入りする太一役の佐野。平泉との共演を振り返り、「成さんは皆がホッとするような、緊張感を失くしつつ絞めてくれる方。ホンマ素敵な大先輩として遠い背中を見つめていたら、今では気づいたらメル友」とすっかり仲良し。

平泉の誕生日の夜にLINEを送った際には、「長文が返って来て、さらに次の日の朝に『ごめんな、佐野君。酔っぱらったまま文章を打ったから読みにくかったろう?』という文章が返って来て…。成さんは好きな子にするような追いLINEするんだと思った」と平泉の可愛らしい一面を暴露していた。

若い世代との共演について平泉は、「若い人は良いね。体が細いし、フットワークも軽いし、せりふ覚えも早い。顔も小さい。若い人たちからは沢山の刺激を貰いました。芝居を始めると1つのボールをゴールに向かって追いかける様に、みんながスーッとついてくる。いい関係が出来ました」と刺激を受けた様子。

佐野は同年代キャストたちとの共演を振り返り、「撮影期間中に(嘉島)陸と2人で銭湯の露天風呂で星空を眺めながら裸の付き合いをしました。2人で成さんについて30分くらい熱い話をしたのが忘れられない」と語った。

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鮫島のひとり息子・直哉役の嘉島は、「成さんからは、これから芝居を続けるうえでのためになる話を聞かせてもらったので、それを佐野君と語り合っていました。あの時間はとてもいい時間でした」と懐かしそう。

すると佐野は年上の嘉島の“佐野君”呼びに「あれ? 俺は陸と呼んでいるのに…佐野君? 俺は22歳で陸は25歳? 距離感おかしい」と首をかしげて「この舞台挨拶が終わるまでには『まぁー君』と呼んで」とお願いしていた。

写真館の近くにあるケーキ屋の娘でパティシエの景子を演じた咲貴は、平泉との共演に触れて「ご一緒した時間は短くても、撮影後にロビーに集まってみんなで話したのが楽しかった」としみじみ。

太一の同級生でエージェントマネージャーの林透留を演じた田中は、佐野との共演を「ある場面で交わした握手は撮影を通して生まれた感情の中での握手だったので、お互いに熱いものが伝わったと思った」と振り返った。

舞台上でのトークが弾む中、主演の平泉に佐野が声をかけ、バースデー・サプライズが発動。佐野の「これをなくしてこの回は終われない!」との号令から、全員で「♪Happy Birthday to You」を大合唱。平泉の趣味であるカメラとバラの装飾が施された特注バースデーケーキも運び込まれた。

「幸せなことですね~」と喜ぶ平泉に対して佐野が「22歳という大事なこのタイミングで、これからしんどいことがあった時に踏ん張れると思えるような色々な言葉をいただきました。以前に約束した通り、僕が主演する時には絶対に成さんに出てもらいます。元気に長生きして背中を見せ続けてください」と言葉を送ると、平泉も「わかりました!」と力強く快諾。その際の役柄について「おそらく逆転している」と平泉が言うと、佐野は「ということは…僕が師匠で成さんが弟子!?」とまさかの提案にビックリしていた。

一方、平泉初主演映画の監督という念願が叶った秋山監督は、「こんな満員の中での初主演映画の公開。しかも80歳の誕生日もあり、言葉がありません」と感無量で、「成さんのことは100歳まで僕がこきつかいますので、まだまだゆっくりしないでください。バンバンやりますから!」とエール。

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平泉は「本当に幸せなことです。まさか80歳でこんな日が来るなんて思いもしませんでした」と祝福に目尻を下げて、佐野から「芸歴60年80歳の抱負は?」と聞かれると「何にもないよ~! でも写真を撮りに行きたいな」と述べていた。

最後に主演の平泉は「秋山純監督の映画に対する情熱と優しさ、若いスタッフさんと若い俳優が力を合わせて温かく優しい、後味の良い映画になりました。これからもお客さんが入ればパート2をやりたいので、よろしくお願いいたします」と続編への意気込みも口にしていた。

『明日を綴る写真館』は現在公開中。