福山雅治と石田ゆり子が、11月13日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われた映画『マチネの終わりに』公開記念舞台挨拶に登壇。観客への感謝を伝えると共に、本作を通して自身に起きた変化などを語った。石田はギターを買ったことを初告白し、福山を含め会場全員を驚かせた。
本作は、芥川賞作家・平野啓一郎の同名小説を『ガリレオ』シリーズの西谷弘監督で映画化。東京・パリ・ニューヨークの街を舞台に、音楽家とジャーナリストの男女2人が出会い、悩み、愛した6年間を描く、切なくも美しい大人のラブストーリー。世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史を福山が、パリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子を石田が演じている。本編の上映終了後にステージに福山と石田、西谷監督が姿を現すと、余韻に浸っていた場内は一転、歓声であふれた。
石田はパリでの撮影を振り返り「パリのカメラマンがとにかく優しくて。私のセリフが飛んだりしても『大丈夫だよ〜』って優しく抱きしめてくれるんです」と回想。司会が「日本ではなかなかそんなことないですよね?」と受け合うと福山は「いやいや、日本でそんなことしたら出禁でしょ!」の一言に場内から笑いが。
本作で初挑戦したクラシックギターに「どっぷり浸かった」と言う福山は、合計6本ものギターを自費で購入したことを明かし、「撮影が終わった今でも爪を伸ばしている。今まではしていなかったが、伸びた爪を見て、これも出会いだなと」と本作の自身への影響を振り返った。
これに対し「私もクラシックギターにハマってしまって、家でも一日中サントラのCDを聴いている」と続けた石田。「これ言っていいのかな……」と急にモジモジし、恥ずかしそうに「私もギターを買いまして」と発言。石田の思いがけない告白に隣の福山も目を丸くし、場内からは拍手が。「映画ではクラシックギターが本当に素敵なんです。見ていたら頭がおかしくなってきて、自分でもできるんじゃないかと」と理由を語り、「いつかは福山さんと」と2人でギター・セッションする野望を明かしたが「でもまだ何も(笑)レッスンはこれからです」と急いで付け加えていた。
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