神木隆之介が、ベストセラー作家・池井戸潤の原作をドラマ化した『連続ドラマW 鉄の骨』に主演することが明らかになった。建設業界を舞台に「談合は必要悪か」をテーマに描いた原作「鉄の骨」は、2010年にNHKで連続ドラマ化もされ、発行部数60万部を誇る社会派小説。神木は主人公の建設会社社員・富島平太役を演じる。
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中堅建設会社に入社して4年目の若手社員・平太は、建設現場を愛する不器用で実直な男。現場から“談合の窓口”と呼ばれる業務部に異動した平太は、公共事業の入札を巡る企業間の死闘や策略、そして談合の裏側を目の当たりにする。談合に後ろ向きだった平太は、やがてゼネコン幹部たちと渡り合う中で「談合は必要悪か、ただの保身か」に日々苦悩するようになる。2009年の「空飛ぶタイヤ」を筆頭に「下町ロケット」「株価暴落」「アキラとあきら」など、数々の池井戸原作を<連続ドラマW>として世に送り出してきたWOWOWが満を持して放つ、骨太の人間ドラマだ。
主人公・平太役をつとめるのは、映画『フォルトゥナの瞳』、『君の名は。』(声の出演)、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』など数々の話題作に出演し、主演映画『屍人荘の殺人』公開も控える神木隆之介。舞台出演や、MVを監督・プロデュースするなど、近年多彩な才能を見せる神木が、池井戸原作ドラマに出演するのは初めてとなる。
神木は「池井戸潤さん作品に出させて頂くことを大変光栄に思っています。『鉄の骨』はとても人気のある作品で、ファンの方もたくさんいらっしゃると思うので、プレッシャーを感じていますが、それと同時に、どんなドラマになるのか今からとても楽しみです!」とコメント。「社会の中で戦う主人公を、繊細かつ時に刃の様な鋭さを持って演じられたら」と意気込みを語っている。
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