米倉涼子自ら劇場版を熱望！ “伝説のドラマ”誕生から12年『ドクターX』が映画化決定

孤高のフリーランス外科医・大門未知子誕生の秘密がついに明かされる

米倉涼子主演のドラマ『ドクターX』が『劇場版ドクターX』として映画化され劇場公開されることが決定した。伝説のドラマ誕生から12年、大門未知子誕生の秘密がついに明かされる。

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連続ドラマ『ドクターX』は、主演の米倉が演じるフリーランス外科医・大門未知子の活躍を描いた医療ドラマ。特技・手術、趣味・手術——。専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進む、“絶対に失敗しない”大門未知子が、難易度の高い手術を行い、さらに権威・束縛・群れといった既成の概念を打ち砕いていく姿が、日本中に爽快感を与えて人気を博し、長年にわたって愛されて続けている。

・『劇場版ドクターX』のティザービジュアルはこちら

ドラマの第1シリーズは、2012年10月期にテレビ朝日系木曜ドラマ枠で放送され、全話の平均視聴率が個人10.4％、世帯19.1％を記録。第2シリーズでは全話の平均視聴率個人12.8％、世帯23.0％を獲得し、2014年の第3シリーズの最終回では最高視聴率個人15.4％、世帯27.4％を記録。その後も高視聴率を叩き出し、第7シリーズまで放送された10年間で連続ドラマクール平均第1位を記録した（※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区）。

伝説のドラマ誕生から12年。国民的医療ドラマの金字塔が、テレビ朝日65周年記念を冠して映画化されることが決定した。劇場版で初めて明かされるのは、大門未知子の誕生の秘密だ。”失敗しないハケンの外科医”大門未知子はどのようにして生まれたのか？　ダークでミステリアスな孤高の未知子の壮絶な半生とは？　『ドクターX』のエピソードゼロがついに明かされる。そして、これまでのドラマシリーズでも幾多の危機を乗り越えてきた未知子が、史上最悪の危機に挑む。

絶対に失敗しない”孤高の外科医・大門未知子を演じるのは、米倉涼子。米倉は「私が大きな画面で『ドクターX』を見てもらいたいと思いプロデューサーとお話しして実現できました」と、自身が映画化を熱望したことが切っ掛けで今回の劇場版が実現したことを明かしている。

さらに、お馴染みのレギュラーメンバーも集結。新米医師時代に未知子に出会い、医療インフルエンサーに転身しながらも未知子の影響で医師に戻ってきた森本光役に田中圭。田中は、「撮影現場では、米倉さんをはじめ諸先輩方のお芝居を間近で見ることができるので、現場にいるだけで学びになる場所です。撮影中は、この映画ひとつひとつの瞬間を全員で作ろうという雰囲気があり素敵な時間でした」と撮影を振り返る。

フリーランスの麻酔科医で、未知子とは公私ともに信頼関係を築いている城之内博美役に内田有紀。青森の実家に仕送りをしながら働く、家族思いで頑張り屋の看護師・大間正子役に今田美桜。今田は、「私は2019年から参加させていただいているのですが、当時は医療ものが初めてでとても緊張していました。回を重ねるたびに、このファミリーに入れた感じがして本当に嬉しかったです。そして、ついに劇場版。撮影はドラマからのチームワークと仲のよさで、帰ってきた感じがあってとても安心して楽しめました」と今ではすっかりファミリーの一員になったことを語る。

「腹腔鏡の魔術師」と呼ばれるほどオペの腕は良いが金には汚い、未知子を「デーモン」と呼んで疫病神扱いする加地秀樹役に勝村政信。上の人間に頭が上がらない半面、患者の心に寄り添う医療を目指す原守役に鈴木浩介。強面で蛭間元院長にひたすら尽くすがどこか憎めない存在の海老名敬役に遠藤憲一。

「神原名医紹介所」の所長で未知子が「師匠」と慕う存在で、元外科医だが過去に医師免許をはく奪されているなど謎の多い男・神原晶役に岸部一徳。東帝大学病院の元院長で表向きは温和だが、逆らう者はバッサリと切り捨てる冷血漢で未知子に対して積年の恨みを抱いている蛭間重勝役に西田敏行。日本を代表する実力派の超豪華キャスト陣がドラマシリーズと同様に大集結し、まさに待望の布陣で集大成を迎える。

また、キャストとともにスタッフもドラマから続投する。脚本を手掛けるのは、『ドクターX』のみならず『やまとなでしこ』『ハケンの品格』『花子とアン』『西郷どん』など、数々のヒットドラマを手掛けてきた中園ミホ。監督にはテレビ朝日の田村直己。連続ドラマをヒットへと導いた2人が劇場版でもタッグを組む。撮影は2023年9月～10月と2024年3月～4月に行われ、現在鋭意製作中だ。

あわせて公開されたティザービジュアルは、栄華なゴールドドレスと白衣に身を包み、医者としては異色の出で立ちを醸し出す未知子を中心に、後ろにはドクターXならではのアイコン“X”が鎮座する豪華絢爛なデザイン。お馴染みのセリフ「私、失敗しないので」にも“映画”が加わり、劇場版ならではのアップデートも施されている。

特報映像では、ドラマ放送時からの聞き馴染みのある音楽とともに、未知子が壮絶な手術に果敢に挑む姿、そして多くの銃を向けられている姿も映し出され、これまで以上にスケールアップしていることを予感させる。ドラマシリーズの面々も勢揃い。最後は未知子の「私、失敗しないので」で締めくくられ、胸が高鳴る特報映像に仕上がっている。

映画化決定を記念して、Xプロジェクトの立ち上げも決定した。その第1弾として、米倉涼子をはじめとする豪華キャスト陣が登壇する「ドクターXファン感謝祭」が、8月27日・28日に開催される。このメンバーで一体どんなイベントが繰り広げられるのか？　熱狂間違いなしの最初で最後のファンミーティングに期待が高まる。

『劇場版ドクターX』は12月6日より劇場公開。