ポン・ジュノがカンヌを席巻した『パラサイト 半地下の家族』予告編が解禁

#パラサイト 半地下の家族#カンヌ国際映画祭#ソン・ガンホ#チェ・ウシク#パク・ソダム#パルムドール賞#ポン・ジュノ

映画『パラサイト 半地下の家族』メインビジュアル
(C) 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
映画『パラサイト 半地下の家族』メインビジュアル
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第72回カンヌ国際映画祭において審査員満場一致で最高賞にあたるパルムドール賞に輝いたポン・ジュノ監督の最新作『パラサイト 半地下の家族』予告編とメインビジュアルが解禁となった。

[動画]解禁となった『パラサイト 半地下の家族』予告編

全員失業中の半地下住宅で暮らす貧しいキム一家。長男のギウは、ひょんなことから「高台の豪邸」で暮らすIT企業の社長パク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行くことになる。思いがけず、高給の就職先を見つけた兄に続き、妹ギジョンも足を踏み入れるが。この相反する2つの家族の出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと加速していく。

キム一家の家長には、ポン・ジュノ監督作品の常連であるソン・ガンホ。長男で金持ちのパク家に入り込むギウ役をポン・ジュノ監督の前作『オクジャ/okja』(17年)にも出演したチェ・ウシク、そして、同じくパク家に潜入するギウの妹ギジュン役を新鋭パク・ソダムが演じる。

解禁となった予告編の冒頭では、家の周囲に撒き散らされる消毒剤を、窓を閉めるどころか「タダで消毒してくれる」とよろこんで受け入れるほどの貧困状態にあるキム一家の様子から始まる。そんなキム一家の長男ギウに持ちかけられる金持ち一家パク家での家庭教師の仕事。妹の能力(?)を使って身分を偽装したギウは、見事に金持ちのパク家に入り込むことに成功。やがて美術の家庭教師として妹ギジュンもパク家で働くことになる。次第に2人を疑いはじめるパク一家。ギウの「計画」とは? 物語は想像を絶するラストへと突き進んでいく。

本作は、すでに第92回アカデミー賞の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)韓国代表にも選出されており、本国韓国での観客動員は1000万人、フランスでも160万人を突破。アメリカにおいても外国映画興行収入第1位になるなど、世界各国で熱狂的な盛り上がりをみせている。

『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開となる。