ユダヤ人少女と出会ったジョジョの運命は?『ジョジョ・ラビット』予告編解禁
#ジョジョ・ラビット#スカーレット・ヨハンソン#タイカ・ワイティティ#トーマシン・マッケンジー#ユダヤ人#ローマン・グリフィン・デイビス#ドイツ#ヒトラー
アカデミー賞に最も近いとも言われるトロント国際映画祭の観客賞を受賞し、今年度の賞レースを賑わせる注目映画『ジョジョ・ラビット』の最新映像となる、日本版予告編が解禁となった。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17年)のタイカ・ワイティティ監督が、戦時下に生きる人々の歓びと人生の真実を弾けるユーモアとともに描き、第44回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞した本作は、10月18日から全米公開されると、5週目で北米995スクリーンに拡大。同月23日に公開されたニュージーランドでも、4週連続トップの大ヒットを記録した。
第2次世界大戦下のドイツ、立派な兵士になることを夢見て青少年集団「ヒトラーユーゲント」に入団した10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、空想上の友達のアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)に小さな背中を押されながら奮闘していた。ある日、家の壁の裏に、ユダヤ人の美少女・エルサ(トーマシン・マッケンジー)を見つけて大仰天!“ユダヤ人はわるい”と教えられてきたのに、大好きな母・ロージー(スカーレット・ヨハンソン)が匿っていたエルサは聡明で勇敢、そしてユーモアに溢れ、同じ屋根の下で過ごし言葉を交わすうちに、それまで信じていた世界が大きく動き始める…。
解禁された予告映像では、壁の中から現れたユダヤ人少女・エルサとの出会いによって、ジョジョとアドルフとの関係にも変化が。ジョジョにとって憧れであり強敵でもある陽気な教官・クレンツェンドルフ大尉を演じるサム・ロックウェルや、「憎しみは勝ちはしない。愛が最強の力よ」と大きな愛で息子を見守る母親役のヨハンソンら、ジョジョを取り巻く大人たちを演じた実力派キャストのアンサンブルにも注目だ。
ワイティティ監督は、大胆でユニーク、そして戦争への風刺を込めた本作の脚本について「憎悪と偏見についての直球の映画にしたくはなかった。だから、脚本には全く自制をかけなかった。言うべきことを言うにはひるまずに決死の覚悟で書かなくてはいけない。危険のないものなら、私がやる価値もない。大コケするかもしれないリスクを背負って必死になれば、最高に創造的で先進的な表現が出てくるからね」とコメントしている。
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