JO1&FANTASTICS「新たなグループが作れるんじゃないかと思うくらい…」『逃走中 THE MOVIE』で芽生えた絆振り返る
メンバー6人が互いのグループメンバーとの共演エピソードをアピール
『逃走中 THE MOVIE』の完成披露舞台挨拶が開催され、川⻄拓実、佐藤大樹、中島颯太、木全翔也、金城碧海、瀬口黎弥ら本作を彩る6名のメインキャストと⻄浦正記監督が登壇。JO1とFANTASTICSのメンバー6人が会場に集結し、作品の魅力や互いのグループメンバーとの共演エピソードを存分にアピールした。
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大人気バラエティ番組のドラマ映画化、そしてJO1、FANTASTICSの豪華2大ボーイズグループの共演として、大きな注目を集める本作。
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ドラマ映画化となる本作へ出演を果たした当時について問われると、佐藤は「率直に嬉しかったですし、何よりJO1との共演が楽しみでした」とオファー時の心境を告白。川⻄も「人気番組の映画化で、FANTASTICS(の3人)と一緒に共演できたことが良かったです。(映画の)規模も想像の100倍は大きくて驚きましたが、心置きなく思い切りやり抜くことができました」と語ると、対する中島も「JO1の皆も非常にハードスケジュールの中、一人一人がキャラクターをしっかり作ってきていて、とても刺激をもらえました」と振り返り、撮影の充実ぶりを滲ませていた。
一方、メンバー感での共演についても各々感じることはあったようで、金城は「翔也は普段おちゃらけている部分があったり、拓実くんに関しても普段はカッコいい姿を見てきているので、いつものJO1として過ごす姿とは少し違って。みんな役にハマっていて凄いなと」と振り返り、称賛の言葉を送っていた。
そう演技を賞賛された木全は撮影当時について「昔から見ていた逃走中に出演できるのは光栄でしたし、FANTASTICSと出演できて嬉しかったです。FANTASTICSの3人が“ウェルカムオーラ”で出迎えてくれました」と回顧。すると佐藤も「クランクイン前、僕の誕生日にこの世にあるありたっけのレモンサワーをJO1メンバーからいただきました。あの時にJO1は素敵なグループだなと感じましたね」と応え、相思相愛ぶりを垣間見せる場面も。
そして瀬口は「最高でしたね! JO1はカッコいいイメージがあったんですが、話してみるとみんな気さくで…。また新たなグループが作れるんじゃないかと思うくらい、友情も生まれたと思います」と話した。
またトークは陸上練習の話題へ。“元陸上部”という役の設定から走りのシーンも多かったため、撮影より先に陸上練習からスタートしたという。監督は「スピードを出してカッコよく走るシーンに見せるために、走りの練習から頑張っていただきました」と回顧し、佐藤も「きつかったですが、JO1はその後6時間の練習があるとか言っててほんとにすごいし、負けてられないなと思った」と話すや否や、木全が「陸上練習後に(FANTASTICSの3人も)ツアー準備をしていてすごかったです」と語り、ここでも互いのグループメンバーへのリスペクトが滲み出ていた。
そして中島が「(金城)碧海の陸上練習の上達スピードが凄かった」と讃えると、その褒め言葉に思わず金城が嬉しさを堪えきれずに「ありがとう」と抱き合うと、観客席からは大きな歓声が上がっていた。
さらに舞台挨拶では、監督から各キャスト陣へのメッセージが。本作では難解な役どころを担った佐藤に対しては、「素晴らしかったです! クライマックスの部分にとてもいいお芝居を見せてくれるので、皆さんお楽しみに」と語る。対する佐藤は「自分も頑張りましたが、相方の拓実(川⻄)の方が、素晴らしかったです」と川⻄への賛辞も忘れない。
続いて、明るいムードメーカーの陸を演じた瀬口について、「一人だけ泣く芝居がなかったのですが、ある役者の涙を誘う素晴らしい演技があった」と話すと、すかさず瀬口が「嬉しいです!!(涙)」と、何とここで“泣く芝居”を披露。そして「監督とたくさん話をしながら、3文字の“ある口癖”を作り上げました。その言葉のパターンなどもこだわって作りましたし、監督がさっき仰ってたシーンにも響いて来るポイントなので、注目してください」と自信を漲らせる。
金城に関しては「最初一番不安だったが、佐藤との切ないシーンが素晴らしかったんです! そしてなかなか難しいアクションシーンもすぐできて感心しました」とキャストの中でも大きな“伸びしろ”を見せてくれたことへ賛辞を送る。
それに対し金城も「不安も大きく試行錯誤しながらのお芝居になりましたが、嬉しいです。考えながら演じ切ったシーンはもちろんですが、アクションシーンもお気に入りシーンです」と自身の見どころをしっかりアピール。
今度はメンバー随一の切れ者だが、ゲームに追い込まれていく賢を演じた木全について。「裏を持つキャラクターだったので(演じるのは)難しかったと思いますが、その裏を見せるシーンが抜群にいい芝居でした。(素晴らしすぎて)スタッフも思わずため息が出てしまうくらい」と木全の演技力の高さを語る。木全は「監督の顔を見ているとついて行きたい人だなと思えたし、その期待に応えようと頑張りました」と信頼を滲ませていた。
続いて、普段の姿と大きく異なり、ギャップ溢れるキャラクターである瑛次郎を演じた中島の話題に。「補欠の役柄として、仲間への想いも(芝居から)伝わってきたし、終盤のシーンで皆がワイワイしてる時の彼の表情は注目です」と中島の熱演を称賛し、見どころを明かす。それに対し中島も「(監督も)一芝居に本気で向き合うと言ってくださって。監督の想いに対して応えられるように、全力でこちらも演じさせていただきました」と熱量を持って演じていた様子を振り返っていた。
最後は、リーダー的存在の大和を演じた川⻄について。「撮影を重ねるごとにどんどん成⻑してくれました。最終盤、仲間たちを思い出すシーンがテストからお芝居が良すぎて、その部分もそのまま使ってしまいました」と大絶賛。
川⻄も「大変なスケジュールでの撮影となりましたが、その分思い出も短期間に凝縮されていて…。今となっては振り返りやすいので、そんなスケジュールにも感謝したいです(笑)自分の思い違いかもしれないのですが、監督がテストの時点で泣いていた気がして。そんな監督の顔も思い浮かべながら演じることができたので、素晴らしいシーンになったと思います」と感慨深く振り返っていた。
トークの終盤では、最後に両グループの楽曲についての話題に。主題歌「Believe in You」について、金城は「バラード調として、歌詞の中に僕たちキャラクターのことや、逃走中で駆け巡ったり走るシーンをなぞらえているので、ぜひ聞いてほしいです」と呼びかける。
またファイティングテーマ「ブレイクライン」については、中島が「一人一人にストーリーがあり、葛藤や絆といった力強いメッセージ性がある作品です。本日0時に解禁となったMVも、本作をオマージュした力強い強い内容となっています」と語りかけると、客席からは大きな拍手が送られた。
そして集まった観客のために、両グループを代表して、川⻄と佐藤より締めのメッセージが送られた。「必ず何か持って帰ってもらえるものがありますし、皆さんにとっての大切なもの思い浮かべながら帰ってほしいです!」(佐藤)、「周りの色々な方を誘って見に行ってほしいしSNSに感想を書いてください! 絶対後悔しない作品なので、スリルを味わってください」(川⻄)とそれぞれが熱く語り、完成披露試写会は大盛況の中で幕を閉じた。
『逃走中 THE MOVIE』は7月19日より全国公開。
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