NMB48の太田夢莉が11月25日、神戸ワールド記念ホールで開催された「NMB48太田夢莉 卒業コンサート〜I wanna keep loving you!〜」に登場。大勢のファンを目の前にして、10代の青春時代を捧げたNMB48での7年9ヶ月を振り返って万感の思いを吐露した。
・「NMB48太田夢莉 卒業コンサート〜I wanna keep loving you!〜」、その他の写真
9月4日に行われた全国ツアー「NMB48 LIVE TOUR 2019 〜NAMBA祭〜」の初日公演で卒業を発表した太田はこの日、会場から「ゆーり!」コールで迎えられて登場。「来られなかったメンバーもいますが、NMB48全員とのステージは今日で最後なので頑張りたいです。皆さんとの時間も大切にしたいです!」と笑顔を弾けさせ、メンバーらとパフォーマンスを展開した。
イベント中盤には、サプライズゲストとして岡田奈々(AKB48/STU48)が太田とペアルックでステージに。太田と一緒に「ショートカットの夏」を披露し、「すごい! 大盛り上がり! 私なんかがこのステージに出て申し訳ないですが、晴れ舞台に出させていただいてうれしいです」と興奮気味にコメント。太田と言葉を交わしてステージを後にした。
MCでは、加藤夕夏が初めて太田と会った頃のエピソードを述懐。「ゆーりとはホテルで相部屋になることが多くて、その頃はいつも一緒にお風呂に入っていたんです。今では絶対、入ってくれないけど!」と明かし、メンバーたちの驚かせた。
その後も出ずっぱりの太田は、イベント後半に「もうすぐ20歳になるのですが、20歳になる前にアイドルを卒業するので、ちょっと早い成人式風の衣装を作ってもらいました」と新しい衣装を披露。「皆さんの応援があったから、ここまで来られました。卒業コンサートをしたいと思ったきっかけは、渡辺美優紀さんの卒業コンサートでした。いつかたくさんの方に見送ってもらえるアイドルになりたいと目標にしてきて、まさか本当に、こんなにたくさんの方に見送ってもらえるなんて思っていませんでした。自分が思っていた以上に、たくさんの方が自分のことを知ってくださって、応援してくださっていることを実感しました。皆さんが少しでも好きでいてくださって本当にうれしかったです。アイドルになれて良かったと、どの曲でも思っていました。ライブの途中で昔の映像が流れて、何回も変化を重ねながらここまでやってきて、7年9ヶ月の時間を過ごしてきました」としんみり。
続けて「いまだに卒業する実感があんまりなくて…。『デイドリーム』のまま、卒業発表してからずっと夢を見ているような感覚です。アイドルじゃなくなる実感がないけど、終わっちゃうというのもアイドルなのかなと思います。アイドルになって、大変さも楽しさも分かりました。何よりも皆さんに会えてよかったです。もうアイドルは嫌だな、向いてないなと思うこともたくさんあったけど、どんな時も私の味方をしてくれる方がたくさんいらっしゃって、何度も救われました」と語り、自身の初ソロ曲「Acting tough」、初めてセンターをつとめたNMB48の22ndシングル「初恋至上主義」を熱唱した。
太田は今後、10代最後の日である11月30日に、大阪・NMB48劇場で行われる卒業公演にてアイドル人生に幕を閉じる予定だ。
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