2019年も残すところあと1ヵ月。今年1年を振り返って、「世界で最も活躍した日本人」として人々の記憶に残っているのは、大谷翔平選手、八村塁選手、大坂なおみ選手をはじめとするスポーツ選手だったことが、アンケート調査より明らかになった。
総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を運営する株式会社エアトリは、10代〜70代の男女614名を対象に「世界で活躍した日本人」に関するアンケート調査を11月に実施した。「2019年に世界で最も活躍したと思う日本人男性を教えてください」との質問には、メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手(65票)と、NBAで活躍している八村塁選手(65票)が同率1位に。2位はイチロー選手(60票)、3位にフィギュアスケートの羽生結弦選手(58票)が選ばれた。
大谷選手を選んだ理由には「日本人が大リーグで活躍するだけでもすごいのに、二刀流を批判されながらも成功してみせたから」、八村選手は「世界の晴れ舞台で、みごとな結果を出している」など、世界を舞台に活躍する姿に評価の声が寄せられた。また、「前人未踏の記録を数々打ち立てた」「10年にわたり大リーグで活躍、大リーグ史上最も偉大な10人に入っている」として、3月に現役を引退したイチロー選手が2位に。ワールドカップでラグビー界のみならず日本中を熱狂させたラグビー日本代表チームのキャプテン、リーチマイケル選手が7位にランクインしている。
「2019年に世界で活躍したと思う日本人女性」で最も多くの票を集めたのは、テニスの大坂なおみ選手(172票)。続いてゴルフの渋野日向子選手(166票)が選ばれ、3位のフィギュアスケート・紀平梨花選手(16票)に大きな差をつけた。大坂選手を選んだ理由は「世界ランキング1位になったから」はもちろん、「愛されるキャラクター」も選出理由の1つ。同じく明るい笑顔とキャラクターでメディアの注目をさらった渋野選手も「42年ぶりに海外メジャー制覇し、スマイリングシンデレラとなってゴルフファンを急増させた」人物として名前を挙げる人が多くみられた。
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