映画『魔法少年☆ワイルドバージン』公開記念舞台挨拶が12月7日、新宿バルト9にて行われ、主演をつとめる前野朋哉をはじめ、佐野ひなこ、芹澤興人、田中真琴、濱津隆之、斎藤工、宇賀那健一監督が登壇した。
・『魔法少年☆ワイルドバージン』公開記念舞台挨拶、その他の写真
本作は、映画『サラバ静寂』などの宇賀那健一監督が「30歳を超えた童貞が魔法使いになる」という都市伝説を題材に紡いだ、全宇宙を巻き込んだ童貞ヒーローたちが大暴れするラブファンタジー。
前野演じる保険会社に勤めている星村は、何をやってもうまくいかず、会社での営業成績は最下位。しかも年齢=彼女いない歴の29歳という童貞の青年。前野は「僕も(童貞を)こじらせていたのですが、まさかそれが役作りに生きてくるとは思っていなかった」と語ると、あるアクシデントから佐野扮する憧れの会社の後輩・秋山とラブホテルに行くシーンに触れ「あのシーンはすごく興奮しました」と照れ笑い。
続けて前野は「童貞心をくすぐられるというか、こういう人を好きになりたかったなと思えるぐらい気持ちが入りました。大好きです」と佐野の演技を大絶賛。そんな前野に佐野は「でも現場ではそんな“好きです”的な雰囲気は全然なかったですよね。私の方が好きって言っていましたよね」と振り返る。前野は「やっぱり童貞って、好きな人の前では、スンとしていたいんですよね。(童貞であることを)知られたくないし」と役作りの一環であったことを明かす。
宇賀那監督は「童貞映画というと、間口が狭くなってしまうかもしれないですが、僕は純愛映画だと思って撮りました」と語ると、前野も「誰しもが身近に感じられるテーマ。映画に参加して、童貞って悪くない、素晴らしいんだと思いました。この映画がガンガン広がっていってくれると嬉しいです」と客席に呼び掛けていた。
(text&photo:磯部正和)
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