俳優の大沢たかおが12月17日、東京・品川プリンスホテルで行われた主演映画『AI崩壊』の完成報告会見に賀来賢人、岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、広瀬アリス、三浦友和、入江悠監督とともに出席。撮影現場で賀来賢人と芸能人のマンション事情について情報交換したことを明かした。
本作は、入江監督による完全オリジナル脚本の近未来サスペンス。2030年の未来を舞台に、AI開発者の桐生浩介(大沢)らがAI「のぞみ」の暴走を食い止めようと奮闘する様を描く。
完成作について大沢は「息もつけないくらいハラハラドキドキで進んでいって、この映画がどうなるのか予想がつかない。自分で見ていてもそう感じた。すごいスケールとエネルギーで2時間押し寄せてくる。久々に(満足感などを)体験できた日本映画だなと思いました」とコメント。「“ハリウッド映画風日本映画”と言われないように、『日本映画の大作じゃないといけない』ということを皆で話し合って、そこだけは徹底してやろうと必死になってやった」と続けた。
「のぞみ」を開発し、AI暴走テロの容疑者にされるがゆえに逃亡シーンが多く、CGに頼らずに「最初は3週間くらいずっと走っていた。スタントがいるかと思ったらいない。『全部自分でやれ』ということでやっていた。『AI崩壊』というタイトルだからCGいっぱい使ってくれるかなと思っていたんですけど、全く使ってくれなかった」と入江監督に恨み節。その後も「大変じゃないところがなかった。『生きて終われるのかな?』と思った」と撮影時の苦労を漏らした。
AI管理企業の代表をつとめる西村悟役の賀来は「桐生さんの信頼する男。心のよりどころ」と自身の役どころを解説。現場でも「大沢さんといいコミュニケーションが取れた。雑談がいっぱいできて嬉しかった」と満足げに話すと、大沢が「ほとんど話したのは、芸能人は一体どういうマンションに住んでいるのか。お互い得た情報を、携帯で調べた。買ったのか(賃貸として)借りたのか含めて。ある程度ターゲットを絞って…」とAIばりのデータ収集にいそしんだことを明かした。
警視庁捜査一課の新米刑事・奥瀬久未役の広瀬は、三浦とのバディ関係を問われて「(三浦は)親よりも年上の…(笑)。とても優しくて、待ち時間も色んな話をさせて頂いた。いい緊張感で撮影することができました」とニッコリ。一方、三浦は、広瀬について「初日にインフルエンザになってスケジュールが変わって、一番最後、『(撮影が)終わりかな』と思ったらとき胃腸炎になった」と暴露。あわてて広瀬が「めったに体調を崩さないけど、なぜか1、2ヵ月連続でパパンッ!となってしまいました」と言うと、三浦が「(自分のことを)嫌いだったのか?」と口撃。「そんなことございません! 大好きです」と発言し、会場を和ませた。
『AI崩壊』は1月31日より全国公開となる。
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