癒し系アニマルロボから産業用アームまで「2019国際ロボット展」レポ

#国際ロボット展#ロボットトレードショー#東京ビッグサイト

2019国際ロボット展
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2019国際ロボット展
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2019国際ロボット展
2019国際ロボット展

『パシフィック・リム』や『トランスフォーマー』の世界が現実になる日もそう遠くはない? 最先端のロボットとその技術を一堂に集めた「2019国際ロボット展」が12月18日より開催中だ。

2019国際ロボット展、その他の写真

「国際ロボット展」は2年に1度開催されるロボットトレードショー。東京ビッグサイトの3つのホールを使用して、産業用ロボットメーカーによる大規模展示をはじめ、国内外からロボットや関連技術・製品が一堂に集まり、最先端のロボットに触れられる4日間。23回目を迎える今年は「ロボットがつなぐ人に優しい社会」をテーマに、前回を上回る637団体、3060ブースが出展し、過去最大規模での開催となった。

ロボットメーカーの各ブースでは、癒し系のアニマルロボットから産業用ロボットアームまで、大小問わず様々なロボットを展示。実演やデモンストレーションも常時開催され、ロボットが音楽に合わせたダンスをする脇では、ロボット同士がサッカーで得点を競うなど、会場に一歩足を踏み入れると、あちこちでユニークな動きをするロボットに目を奪われる。

工場や倉庫内などで活躍する、普段は決して間近で目にすることができない大型ロボットも展示されている。技術者やメーカー担当者から直に説明を聞くことができる、企業向けの展示中心ではあるが、中にはロボットとトランプタワーを完成させるスピードを競ったり、サッカーゴールにシュートして打ち抜いたプレートの枚数を競うなど、「人間vsロボット」対決を体験できるコーナーも。ロボットに勝利した挑戦者はプレゼントがもらえるなど、来場者も参加して楽しむことができるブースも一部設けられている。

遠隔操作や人間の動きと連動するロボット、小型ながら車から人型に変身するロボットなど、『パシフィック・リム』や『トランスフォーマー』の映画の世界のテクノロジーが、現実のものになりつつあることを実感できる本イベント。そのほか、介護や農業など様々な分野で世の中を便利にしていく、進化するロボット技術の今と未来を体感することができる。

国際ロボット展は、東京ビッサイトにて12月21日まで開催される。