女優の芦田愛菜が5年ぶりに主演する映画『星の子』の撮影が開始された。芦田は役作りのために髪を30cm以上カットし、12月21日にクラインクイン。本作の現場から、クランクイン直後の芦田のインタビューとコメント動画が到着した。
・[動画]芦田愛菜、髪を30cm以上カットしてクランクイン/『星の子』動画コメント
本作で芦田が演じるのは、自身と同年齢の、中学3年生の主人公・ちひろ。父と母からの愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その大好きな両親は、生まれたばかりのちひろが患っていた病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。成長し思春期を迎えたちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めるようになる。
原作は今村夏子の同名小説。芦田は『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14年)以来、5年ぶりの実写映画での主演となり、『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣監督とタッグを組む。
芦田は撮影初日を迎えた気持ちを「こうして制服を着て、学校に来て撮影していくうちに、どんとんちひろになっていく感じというか、『いよいよ始まるぞ!』という高揚感があります」と語り、髪を切った理由については「原作を読ませて頂き、イメージしていたちひろを自分が演じる事を想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の長さではないなと感じ、髪を切りたいと思いました」とコメント。
髪を30?以上カットし、ショートボブになった感想を「7年くらい前に、『パシフィック・リム』という映画で演じた時に今と同じくらいに切ったので、その後は結構ずっと長くて、切った瞬間は『首が軽い!』と思いました」と笑顔で語っている。
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