『この世界の片隅に』の片渕須直監督が次回作に向け新会社設立!

#この世界の片隅に#コントレール#片渕須直

片渕須直監督
片渕須直監督
片渕須直監督
コントレール企業ロゴ

『この世界の片隅に』で知られるアニメーション映画監督の片渕須直(かたぶち・すなお)が、次回作制作に向け新会社「コントレール」を9月2日に設立したことが発表された。

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同社は、片渕監督の長編映画を制作するためのスタジオとして立ち上げられたアニメーション制作会社。社名は「ひこうき雲」の意味で、天色の空に、長く永く筋を引く白雲をイメージし、片渕監督が名付けた。「多くの人に、末永く愛されるアニメーション作品を作りたい」という思いを胸に、たくさんの愛情を掛け、手間暇を惜しまぬ作品制作を行っていきたいと思います」としている。

また、2020年1月上旬からは、作画スタッフ・制作スタッフなどの人材を幅広く募集していく予定という。公式サイトは以下のURL
https://contrail.tokyo

【会社概要】
会社名:株式会社コントレール/CONTRAIL Co.,LTDs
設立:2019年9月2日
代表取締役:大塚学
取締役:片渕須直
所在地:東京都杉並区
事業内容:アニメーションの企画・制作

【片渕須直プロフィール】
アニメーション映画監督。1960年、大阪枚方市生まれ。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品『名探偵ホームズ』に脚本家として参加。『魔女の宅急便』(89年/宮崎駿監督)では演出補をつとめた。テレビシリーズ『名犬ラッシー』(96年)で監督デビュー。同じく、テレビシリーズの『BLACK LAGOON』(06年)では監督・シリーズ構成・脚本もつとめた。『アリーテ姫』(01年)にて長編映画を初監督。以降の監督作として、山口県防府市に暮らす少女・新子の物語を描いた長編映画『マイマイ新子と千年の魔法』(09年)は異例のロングラン上映とアンコール上映を達成。さらに、2016年、広島・呉を舞台にした長編映画『この世界の片隅に』が公開されると、幅広い世代からの支持が大きな反響を呼び、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞を受賞するなど、国内外にて高い評価を得て数々の映画作品賞・監督賞を獲得。2019年12月20日には250もの新作カットを追加したロングバージョン『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開された。