『キングダム』3作同時ランクイン! あらためて1作目の見どころを解説

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『キングダム』
今週のNetflix TOP10(日本/映画)7位『キングダム』

山﨑賢人主演の大ヒット映画『キングダム』シリーズ

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週の人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今週は「日本(映画)」から、7位にランクインした『キングダム』をピックアップ。本作は、2006年に「週刊ヤングジャンプ」で開始された原泰久の同名の人気漫画を原作とした映画シリーズの1作目。2019年4月19日に公開されると、主演の山﨑賢人の迫力ある演技が大きな話題を呼んだ。

『キングダム 大将軍の帰還』が邦画実写歴代No1の特大ヒットスタート! 興収100億円を目指して爆進中

舞台は紀元前245年、春秋戦国時代の秦国。戦災孤児の信(山﨑賢人)と漂(吉沢亮)は、天下の大将軍を夢見て剣術の鍛錬に励んでいた。ある日、漂は王宮に召し上げられるが、王の弟・成蠣(本郷奏多)のクーデターで致命傷を負い、信に地図を託して命を落とす。信が地図の示す場所にたどり着くと、そこには漂に瓜二つの秦王・嬴政(吉沢亮:1人2役)がいた。漂は嬴政の身代わりだったのだ。信は漂の遺志を継ぎ、嬴政と共に王宮奪還を目指す。嬴政は中華統一、信は天下の大将軍を目指し、二人の壮大な戦いが始まる。

迫力の戦闘シーンと熱い友情、夢を追う姿に感動

『キングダム』の最大の見どころは、その壮大なスケールと迫力満点の戦闘シーンだ。映画では春秋戦国時代のリアルな戦場の臨場感を見事に再現。大規模なエキストラを動員し、緻密なCG技術を駆使した戦闘シーンは圧巻で、見る者をその場に引き込む。特に、信が敵陣に突き進むシーンや、仲間たちとの連携プレイは見逃せない。

さらに、キャラクターたちの人間ドラマも大きな見どころの一つだ。信と漂の友情、秦王・嬴政の冷静沈着なリーダーシップ、そして信が成長していく過程が丁寧に描かれている。

また、映画の中では中華統一という壮大なテーマが描かれており、戦乱の世に終止符を打とうとする若き王・嬴政の志が強く伝わってくる。信は天下の大将軍を、嬴政は中華統一を目指し、二人の壮大な夢が交錯する姿が感動的だ。

主題歌は、ONE OK ROCKが歌う「Wasted Nights」。ONE OK ROCKのエネルギッシュなサウンドとTakaの力強いボーカルが特徴で、信や嬴政が困難に立ち向かいながらも夢を追い求める姿と重なる。映画のクライマックスシーンやエンディングで、観客の感情をさらに盛り上げてくれる一曲だ。

4作目が劇場公開中、過去3作は配信でチェック!

現在、実写映画シリーズの第4作目となる『キングダム 大将軍の帰還』が上映中。また、Netflixでは『キングダム』シリーズの前3作品、『キングダム』『キングダム2 遥かなる大地へ』『キングダム 運命の炎』が配信中で、今週のTOP10では全作がランクインしている。新作を見る前に過去の作品を一気に楽しめる。(文:A.F)

【Netflix日本Top10(映画)/7月15日~7月21日】
1位『キングダム 運命の炎』
2位『静かなるドン 第2章』
3位『ゴールデンカムイ』
4位『キングダム2 遥かなる大地へ』
5位『バスカヴィル家の犬』
6位『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』
7位『キングダム』
8位『チケット トゥ パラダイス』
9位『タイタニック』
10位『ドミノ』