俳優の中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子が1月25日、京都・平安神宮で実施された映画『嘘八百 京町ロワイヤル』の大ヒット祈願イベントに出席。京都の人々から盛大なおもてなしを受け、中井や佐々木は「死んでもいい」と発言し、会場を笑いで包んだ。
・『嘘八百 京町ロワイヤル』大ヒット祈願イベント、その他の写真
中井と佐々木がW主演を飾る本作は、だまし合いを中心としたドタバタ劇が展開される映画『嘘八百』の続編。イカサマ古物商・小池則夫(中井)と落ちぶれた陶芸家・野田佐輔(佐々木)はそれぞれの人生を送っていたが、ひょんなことからお宝が眠る古都・京都で再会を果たす。そこで着物美人の橘志野(広末)にほだされ、2人は利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出す、というストーリー。
中井ら3人は今回、本作の大ヒットを祈願するべく、平安神宮の本殿でお祓い(おはらい)と祝詞(のりと)、玉串奉奠(たまぐしほうてん)に参加した。その後、応天門では、映画の大ヒットを祈願して京都の学生たちで組織された「京炎」のダイナミックながらも伝統的な京都の踊りを取り入れた「京炎そでふれ!」が披露され、その後に中井や佐々木、広末が大勢の来場者の声援を受けながら登場した。
中井は「『嘘八百 京町ロワイヤル』というタイトルの意味はよく分からないですが(笑)、京都が舞台の映画です。続編ですが、全く別の映画だと思っていただいてもいいぐらい完成度が高いものができています。皆さんがなじみのある京都の場所がたくさん出て参ります」と解説。広末も「素敵なお宝開運コメディ、ちょっとこれもよくわからないんですけど(笑)。見ていただければ皆さんに福が来る、素敵な映画になっていると思うので、ぜひ期待してください」とアピールした。
中井は両親が京都出身、佐々木も京都出身と、京都に縁のある2人が京都で撮影した本作。撮影で印象に残っていることを聞かれると、3人の立つ場所が特別風通りが良かったようで、中井は「今、ここを風がすごく吹き抜けています。今、一番印象に残っているのはこのことです」と震えながらコメント。
佐々木は「平安神宮でヒット祈願をさせてもらって、すごくおごそかでしたし、この寒さで身が引き締まるようです。貴一さんの顔は固まっているし(笑)。僕は今、最高に嬉しいですね。地元で映画のイベントをさせていただくのはすごく嬉しいです。このまま凍え死んでも大丈夫です(笑)」と地元・京都を代表する観光名所であり、おごそかな平安神宮での大ヒット祈願イベントに感極まる様子に。すると中井が「ちょっと待って。蔵之介だけなんかいい感じで終わっているじゃないですか(笑)。俺は寒いしか言ってないみたいで。僕も死んでもいいと思っています」と応戦すると、佐々木と広末はもちろん、観客も爆笑した。
『嘘八百 京町ロワイヤル』は1月31日より全国公開となる。
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