女優の池田エライザが2月4日、表参道ヒルズで行われたNetflixのオリジナルシリーズ『FOLLOWERS(フォロワーズ)』(全9話)のワールドプレミアに中谷美紀、夏木マリ、板谷由夏、コムアイ、上杉柊平、金子ノブアキ、ゆうたろう、蜷川実花監督とともに登場。きらびやかなドレス姿を披露し、本作では「恥を捨てて演じた」と話した。
・池田エライザ、中谷美紀ら『FOLLOWERS』ワールドプレミア、その他の写真
本作は、蜷川監督による完全オリジナルドラマ。東京を舞台に、成功をつかんで孤独や葛藤に苦しむ女性たち、現実の壁にもがきながらも幸せの形を模索する若者たちがSNSを通じて交錯するストーリー。
主人公の人気写真家リミ役の中谷は「(リミが)蜷川実花さんご本人をモデルにした役柄だった。実花さんの写真を拝見すると、被写体に対するほとばしる愛情を感じる。撮りたいという衝動が常にある」と言い、自身も劇中で「実花さんらしさみたいな熱い思いを大切に撮らせていただきました。なつめ(池田エライザ)に対して向けるまなざしもそうですし、『あぁ、いいな』『きれいだな』というような、(被写体に対するリミの)ほとばしる情熱を逃したくないなと思いながら、カメラをエライザちゃんに向けました」と話した。
また、実業家エリコ役の夏木に言及。「夏木マリさんのフォロワーでいたいなと思わせてくれるようなシーンがあった。そのシーンを(劇中で写真家として)撮らせていただくとき、緊張して、手が震えるような、胸や心が震えるような思いでマリさんを見つめていました」と述懐した。
女優志望のなつめ役を演じた池田は、役柄について「私がなりたくてもなれなかった女の子だと思っている。私だったら、あんなに憤ったときに、ストレートに言葉を言えないと思う。なつめはすぐ言える。私は言葉を選んじゃう」と比較。「なつめの、武器がないからこそ、丸腰でラスボスにカチコミ(殴り込み)に行くようなタフさって、若い魅力だったりするじゃないですか。そのタフさに影響はかなり受け続けました」と明かした。
撮影で印象的だった場所を問われると、池田は「意外とエモーショナルなシーンが道端だったり外だったりする。しっかり話し込むところが外だったりとか出会いが外だったりとか。若者って外が似合うんだなと思った」とコメント。本作については「蜷川実花が、人間を本気で撮ったらこうなる、というのが見える作品」とし、今回のキャスト陣は「みなさんの心に突き刺さるように、私たち、恥を捨てて演じています」と熱烈にアピールした。
『FOLLOWERS』は2月27日より世界190ヵ国でNetflixにて独占配信となる。
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