屋上から飛び降り、即死したかと思えた女は立ち上がり…? 韓国でスマッシュヒット記録のハイブリッド・ホラーが公開決定
『THE SIN 罪』血まみれ女が屋上から飛び降りる特報が公開に
韓国発のハイブリッド・ホラー映画『THE SIN 罪』が公開されることが決定した。本作より、不気味なティザービジュアル2種、血まみれ女が屋上から飛び降りる特報を紹介する。
・報酬は桁違い、でも出てきたのは最悪にヤバいものだった。『パラサイト』超えの大ヒットスリラーが日本上陸
『新感染』シリーズ、『哭悲 THE SADNESS』(21年)『呪詛』(22年)『女神の継承』(21年)等のヒットで今最も注目を集めるアジア発のホラー作品。本作は、アジアホラーで評価されるあらゆる恐怖が融合し、予測不可能な展開が繰り広げられるハイブリッド・ホラーだ。
新人女優のシヨンは、映画撮影のために山奥にある廃墟へとやって来た。しかし、変わり者と評判の監督から演技指導はなく、奇怪なダンスを屋上で踊るよう指示されるのだった。しかも、ギリギリの予算で組まれた現場の空気は殺伐。不安に駆られるシヨンは、共演者のチェユンに愚痴をこぼす。
トラブル続きの撮影が進む中、突如血まみれの女性スタッフが現れる。そして、呆然とするシヨンたちを一瞥すると、屋上から飛び降りてしまう。地面に叩きつけられた体はあらぬ方向に折り曲がり、即死したかに思えた。しかし、彼女は立ち上がり、駆け寄った別のスタッフに襲い掛かる。その様相は、まるで生ける屍のようだった——。
本作は、2024年4月3日の韓国公開時に初週第10位のスマッシュヒットを記録。世界3大ファンタスティック映画祭のひとつブリュッセル国際ファンタスティック映画祭では、韓国で大ヒットを記録した『破墓 パミョ』(24年)と共にコンペティション部門に選出され、シッチェス・カタロニア国際映画祭などにも出品されている。
主演は、ドラマ『ヴィンチェンツォ』のソ・ミリ役での好演で評価を高めたキム・ユネ。その他、『キム秘書はいったい、なぜ?』のソン・イジェ、『ジェントルマン』のパク・ジフン、ベテラン俳優のイ・サンア等が脇を固める。メガホンをとったのは、韓国のアカデミー賞とも称される大鐘賞に短編が招待される等、期待の新鋭ハン・ドンソク。
今回紹介するティザービジュアルは2種類。1つ目のビジュアルには、床一面にびっしりと書き込まれた不気味な文字列の真ん中で、椅子に手足をロープできつく拘束されたシルエットの女が…。その表情は確認できないが、胸元にはおびただしい鮮血がこびりつき、なにやらただなら雰囲気が漂う。「この女が、何をした——」というコピーに加え、タイトルの「罪」とは何を意味するのか?
2つ目のビジュアルには、舞台となる山奥にある廃校の屋上に、装束の袖を大きく羽ばたかせる呪術師と思われる人物の後ろ姿が写し出される。コピーには「韓国最恐の地獄絵図。閉ざされた廃墟。生ける屍の群れ。謎の呪術集団。そして、罪を犯した者。この狂乱を制するのは——」といった穏やかでないワード。この言葉から想像できる最悪な状況と、先程の拘束された女とは、どのような関係があるのか?
また、特報では、映画撮影が行われている廃校の屋上に、突如、血まみれの女が現れる。その様子を心配する撮影スタッフの声も聞こえない様子。俳優として現場に入っていた主人公・シヨンも呆然と見守るなか、血まみれの女はシヨンと一瞥を交わした瞬間、屋上から飛び降りてしまう。地面に叩きつけられた体はあらぬ方向に折り曲がり、即死したかに思えたが…。
『THE SIN 罪』は11月29日より全国公開。
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