俳優の中川大志が2月18日、東京・四谷で実施された映画『ソニック・ザ・ムービー』の公開アフレコイベントに声優の山寺宏一とともに出席。山寺に褒められて「涙出てきそう…」と感激した様子を見せた。
・映画『ソニック・ザ・ムービー』の公開アフレコ、その他の写真
声優挑戦が3度目だという中川は、自身が演じる主人公ソニックについて「僕が幼い頃からゲームで慣れ親しんだ大好きなキャラクター。まさか、僕にこんなお話が頂けるとは思ってもいなかった。最初は驚いた」とコメント。「子どもから大人まで楽しめる映画。どなたと見に行っても楽しめる。一瞬で上映が終わるくらいギュッと詰まった濃厚な時間になる」とアピールした。
悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役の山寺とは、中学2年生のときにバラエティ番組で初共演。それ以来の仲だそうで、中川は「恩師であり、お父さんのような存在。大好きな大先輩。今回は声優という、山寺さんのフィールドでご一緒させて頂くということで…ド緊張(笑)。アフレコは別々で行わせて頂いていた。僕がやったソニックを、山寺さんがどんな感想を持つのか、今日までドキドキして…ビビってました(笑)」と打ち明ける。
それを聞いていた山寺は「“山寺さん”じゃなくていいよ!いつもどおり”山ちゃん”でいいんだよ、大志」と、とびっきりの笑顔を見せた。
中川はまた、山寺の前でのアフレコが初めての経験。ソニックの1人野球の場面などのアフレコに挑戦して「言葉も多いのでドキドキしましたね。実は、(同野球シーンの)アフレコのときは役ごとに分けて録らせて頂いたので、通しでやったのは初めてだった。すごい緊張した」と心境を吐露した。
山寺は中川の声優ぶりを「本当にすばらしい。ビックリしました。これだけできるのは、本当にたいしたもんだと思いました」と褒め称え、さらに「ソニック以上のスピードで、役者として進化している」と称賛。「身長も抜かれてるんで、今日は上げ底(の靴を)履いてきましたよ!」と白い歯をこぼした。
中川は「涙出てきそう…」と声を漏らし、今回アフレコは「昔からずっと見守ってくださって、近くにいてくださった方だからこそ、こうして一緒にやらせて頂くのは緊張感があったけど…嬉しかったです」と笑みをこぼしていた。
『ソニック・ザ・ムービー』は3月27日より全国公開となる。
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