映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』初日舞台挨拶が2月21日にTOHOシネマズ 日比谷で行われ、千葉雄大、白石麻衣、成田凌、中田秀夫監督が出席。途中、前作で主演をつとめた北川景子と田中圭がサプライズで登壇し、千葉や白石をねぎらうと、たまらず涙を流すシーンも見られた。
・『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』初日舞台挨拶、その他の写真
志賀晃のミステリー小説を2018年に映画化した『スマホを落としただけなのに』の続編となる本作。前作に登場していたトラウマを抱えた刑事・加賀谷(千葉)を主人公に迎え、新たに起きた殺人事件の真相に迫る。
2人はそれぞれ24番組(千葉)と19番組(白石)に出演するなど積極的に宣伝活動を行った。千葉は作品にちなんで「落としたくないもの」と聞かれると「北川さんから受け継いだバトン」と回答。前作は興行収入19.6億円を超える大ヒットを記録したが、千葉は「たくさんの方にご覧いただいてすごくうれしかった」と述べると「尊敬する北川さんから、お芝居はもちろん、どうやったら多くの人に作品を届けることができるのかと考える姿勢も学びました。そういう思いを経て受け取ったものは絶対落としたくないんです」と強調する。
北川から受け継いだ主役のバトン。千葉は「クランクイン前から『頑張ってね』とメールをいただき、作品完成後にも『こういうところがよかった』という長文のメールをいただきました」と陰からバックアップしてもらったことを明かす。
千葉が熱い思いを語るなか、場内から「真面目なコメントだな」と北川の声が鳴り響く。驚いた表情を見せた千葉は、舞台袖から北川と田中が登場すると、キョトンとした表情を見せる。いままで北川について熱い思いを語っていただけに、やや気恥ずかそうな顔を見せていた千葉だったが、北川から「めちゃくちゃ面白かった。撮影はもちろん宣伝活動を頑張っている姿を見て泣きそうになりました」と愛のあるコメントを寄せられると、顔がゆがむ。
千葉は「まさか北川さんや田中さんが来てくれて、一緒に初日を迎えられると思っていなかった」と、再度目を潤ませるが「キャスト、スタッフ、宣伝に尽力いただいた方、誰一人漏らすことなく大好きです。そんな人たちで作った作品をより多くの人たちに見てほしいです」と客席に呼びかけていた。
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