YOSHIKIが、自身が運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じ、世界中の音楽関係者を支援する「COVID-19救済基金」に10万ドルの寄付を行った。
「COVID-19救済基金」は、新型コロナウイルス感染拡大防止措置による公演中止の影響を受けた音楽業界の人々を支援するために、グラミー賞の主催で知られるレコーディング・アカデミーとその関連慈善財団MusiCaresが設立。YOSHIKIはグラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーのボーティングメンバーでもある。
YOSHIKIは、自身も音楽家という立場から以下のようにコメントしている。
「自粛を要請されている期間は、ファンのためにも公演を控えた方がいいのでは、と今までも呼びかけていますが、もちろんそれに伴う経済的なダメージの大きさは、経験上、相当なものだと考えられます。今回の件では、エンターテインメント業界だけでなく、いろいろな業種、様々な立場の方々が危機に瀕していると思われます。そのような中で、音楽の世界に身を置く1人として、日本も含めた世界中の音楽関係者の窮地を救う手助けが出来れば…という思いで、今回、この『COVID-19救済基金』に寄付をさせていただきました。COVID-19が及ぼしている危機は、日本だけではなく世界的な問題です。自粛や我慢という感染の拡大を抑える努力により、1日も早く事態が終息し、エンターテインメント業界も再び活気を取り戻すことを心より祈っています」
YOSHIKIは今年に入って、今回の10万ドルのほかにも、先日は「Meal on Wheels」へ2万4000ドル、先週には3.11東日本大震災の復興のため、日本赤十字社へ10万ドルを寄付。1月には、オーストラリア森林火災の災害救助と復興支援を行っている豪赤十字と、熱帯雨林の保護活動を行う米レインフォレスト・トラストの保全活動基金に対し、総額10万ドルの寄付も行っている。
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