支持率最低、好感度ゼロのファーストレディはなぜ国民のハートを掴めたのか?
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カトリーヌ・ドヌーヴ主演最新作『ベルナデット 最強のファーストレディ』
フランス初登場No1の大ヒットを記録したカトリーヌ・ドヌーヴ主演最新作『ベルナデット 最強のファーストレディ』より、日本版予告編と場面写真を紹介する。
・カトリーヌ・ドヌーヴにヴェネツィア国際映画祭名誉金獅子賞を授与
フランスの至宝、カトリーヌ・ドヌーヴが本作で演じるのは、実在する元政治家で“シラク大統領夫人”としても親しまれたベルナデット・シラク。夫を大統領にするため常に影で働いて来たベルナデットは、家族や宮殿職員、世間からの軽視や悪評を覆すべく、華麗にして唯一無二の”復讐計画”に乗り出す。
・『ベルナデット 最強のファーストレディ』の場面写真はこちらから!
ベルナデット・シラク(ドヌーヴ)は、夫ジャック・シラクを大統領にするため、常に影で働いてきた。ようやく大統領府であるエリゼ宮に到着し、自分の働きに見合う場所を得られると思っていたが、夫やその側近、そして夫の広報アシスタントを務める娘からも「時代遅れ」「メディアに向いていない」と突き放されてしまう。
だが、このままでは終われない。参謀の”ミッケー”ことベルナール・ニケとともに、「メディアの最重要人物になる」という、華麗にして唯一無二の”復讐計画”をスタートさせる。
監督を手掛けたのは、ドヌーヴも絶賛する新鋭のレア・ドムナック。今年41歳を迎えた彼女は、10歳以上若い脚本家クレマンス・ダルジャンとともに、「事実を自由に脚色」して脚本を執筆。「夫と同じように教養がありながら、夫のために後回しにされてしまうベルナデットの人生は、多くの女性が”自分と遠くない”と感じるはず」「50代以上の女性が主役の作品を手掛けることができて嬉しかった」と語っている。
今回紹介するのは日本版予告編だ。大統領夫人という立場でありながら、運転手の隣の助手席に座らされているベルナデット。後部座席を占めるのは、夫ジャック・シラクと彼の広報アシスタントを務める娘のクロードである。夫にはG7への同席を勝手に断られ、娘には話題をそらすかのようにスーツの色についての話を振られ、運転手には鼻で笑われてしまう。
さらに、「メディア対応が壊滅的」なベルナデットのために派遣された職員ベルナール・ニケのイメージ調査によれば、世間の彼女に対する印象は「時代遅れ」「冷たい」「話しにくい」と散々なもの。心が折れかけるベルナデットだったが、「本当のあなたを見せるのです」「反抗を覚えましょう」という言葉に一念発起。ナイトクラブに繰り出し新たな友好関係を築き、ライフワークであった「ピエス・ジョーヌ募金活動」のより積極的なPRを行うなど、任務に邁進していく。
シャネルの再興を後押ししたデザイナー、カール・ラガーフェルドも「完璧!」と太鼓判を押す変身を遂げた彼女による、夫シラク大統領も驚愕の”反撃”とは? 仏国民の心を掴んだファーストレディ誕生の予感に期待が膨らむ。
また場面写真では、「綿菓子色」のスーツや、スタイリッシュなジャケットに身を包むナイトクラブでのベルナデットの姿と、彼女を取り巻く登場人物たちが明らかに。ベルナデットと並んで手をふるシラク大統領役には、『天国でまた会おう』(17年)のミシェル・ヴュイエルモーズ。ベルナデット変身計画の仕掛け人、ベルナール・ニケを演じるのは、『ダンサー イン Paris』(22年)のドゥニ・ポダリデス。ベルナデットと意味深な目線を交わすの娘クロード役には、『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』(19年)のサラ・ジロドー。フランスを代表する名優たちが織り成す、ユーモアあふれる絶妙なアンサンブルにも注目してほしい。
『ベルナデット 最強のファーストレディ』は11月8日より全国公開。
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